どうも、日常の写真や動画をどういったコンテンツで残すべきか悩んでいるナンダ(@nantehida03)です。
今回は2024年8月6日に発売された「XREAL Beam Pro」をレビューしました。
大きな特徴としては「スマホのように手軽に3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能」なのと「マウスやキーボードをBluetooth接続で使える」という点が使って感じた大きな特徴です。
「XREAL Beam Pro」を使えば、子供達の成長の記録として空間ディスプレイに残したり、結婚式や新婚旅行、家族の思い出をそのまま残すことができる。マウスやキーボードをBluetooth接続して使えるので、デスク作業する人にもARグラスを活用すればどこでも作業できるのかという点もまとめた。このデバイスはやべーっす。
- スマホのように気軽に3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能
- Nebula OS搭載(Android 14ベースで開発されたBeam Pro用のソフトウェア)
- マルチタスク操作が可能(ARレンズ上で複数アプリが使える)
- 主要なAndroidアプリが全てインストール済(Googleブラウザ、Gメール、写真など)
- マウスやキーボードもBluetooth接続で使える
- Google PlyaストアからYouTubeや各種ストリーミングアプリなどをインストールできる
- VLCのような3Dプレーヤーをダウンロードして、3D映画と組み合わせることで、プライベートな環境で3D映像を楽しめる
- 低遅延の90Hzリフレッシュレート
- ブレ補正0DoF(スクリーンが安定するので電車や飛行機、新幹線でもクリアに使える)
- Micro SDカードも使える(最大1TBまで対応)
- IP54防水機能
- 充電しながらでも使える(急速充電可能)
- スマホのように持ち運びやすいコンパクトさ
- PS4やPS5はストリーミングプレイ可能
- Beamの上位互換ではないのでNintendo SwitchやSteam Deck、ROG Allyとは接続不可(ただし、Steam linkを使えばSteamのPCゲームとROG AllyのPCゲームもプレイ可能)
- 気軽に3D空間ビデオを撮影できて気軽に視聴できる
- 3D空間ビデオが凄い(未来感を味わえる)
- ARグラスとの組み合わせでゲームや作業、エンターテイメントの幅が広がる
- 価格が安い(安すぎる)
- 1日使ってもバッテリーが持つ
- 端末のロック解除にフェイスID欲しい
- メインスマホとの2台持ちになる
XREAL Beam Proがあれば手軽に3D空間でのビデオ撮影が可能
それでは、XREAL Beam Proをレビューしていきます。
メーカーから商品提供頂きましたが、内容は自由に書いております。
かなりボリュームが多い内容なので概要を1分にまとめました。先にこちらを確認頂くと、より内容が入りやすいです。
ということで、こちらがBeam Proなのですが「スマホのようなもの」という表現がピッタリですかね。
見た目はほぼスマホですがSIMカードは使えないので電話やSMSなどはできません(Wi-Fiモデル)
ただ、通話はできませんが3D空間でのビデオ撮影と視聴ができたり、Nebula OSという独自OSでARコンテンツを楽しむことができます。
もちろん、ARグラス「Air 2 Pro」と組み合わせることでアマプラやNetflixで好きなドラマや映画を最大201インチの大画面で楽しむこともできます。
ちなみに、これがARグラス「Air 2 Pro」と接続して空中にコンテンツを表示した状態です。
実際は空中に浮いている(ARグラス内に映し出されている)のですが写真を撮影すると背景が黒になるので普通の映像に見えますね…(詳細は動画の方がわかりやすいので冒頭の動画をご確認ください)
他にもSteam linkを使えばSteamのPCゲームをプレイしたり、PS4やPS5のゲームをリモートプレイすることもできます。
プレイの快適度はお使いのネットワーク環境によっても変わりますが、Bluetoothでコントローラーを接続することで普通にゲームすることもできます。
ARグラス「Air 2 Pro」と組み合わせたら大画面で快適な環境でゲームできますからね、まじですごいですよこれ。
ちなみに、Beam Pro以前にそもそもARグラス(XREAL Air 2 Pro)でどんなことができるのか知らない方はこちらの記事が参考になります。
XREAL Beam Proのスペック
XREAL Beam Proの特徴(スペック)はこちらです。
- スマホのように気軽に3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能
- Nebula OS搭載(Android 14ベースで開発されたBeam Pro用のソフトウェア)
- マルチタスク操作が可能(ARレンズ上で複数アプリが使える)
- 主要なAndroidアプリが全てインストール済(Googleブラウザ、Gメール、写真など)
- マウスやキーボードもBluetooth接続で使える
- Google PlyaストアからYouTubeや各種ストリーミングアプリなどをインストールできる
- VLCのような3Dプレーヤーをダウンロードして、3D映画と組み合わせることで、プライベートな環境で3D映像を楽しめる
- 低遅延の90Hzリフレッシュレート
- ブレ補正0DoF(スクリーンが安定するので電車や飛行機、新幹線でもクリアに使える)
- Micro SDカードも使える(最大1TBまで対応)
- IP54防水機能
- 充電しながらでも使える(急速充電可能)
- スマホのように持ち運びやすいコンパクトさ
- PS4やPS5はストリーミングプレイ可能
- Beamの上位互換ではないのでNintendo SwitchやSteam Deck、ROG Allyとは接続不可(ただし、Steam linkを使えばSteamのPCゲームとROG AllyのPCゲームもプレイ可能)
スペック、仕様 | XREAL Beam Pro |
---|---|
価格 | 128GB + 6GB(RAM): ¥32,980(税込) 256GB + 8GB(RAM): ¥39,980(税込) |
OS | Nebula OS(Android14ベース) |
チップセット | SnapdragonⓇ spatial companion processor |
メモリ(RAM) | 6GB/8GB |
画面 | 6.5インチLCD (フルHDタッチスクリーン) |
ストレージ(ROM) | 128GB/256GB |
外部ストレージ | MicroSDカード対応 (最大1TBまで) |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
背面カメラ | 5000万画素×2 |
バッテリー | 4300mAh |
サイズ | 162.84mm×75.55mm×10mm |
重量 | 約208g(バッテリー含む) |
Wi-Fi | Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2対応 |
防水機能 | IP54 |
急速充電対応 | 27W |
その他 | ・PS4やPS5はストリーミングプレイ可能。 ・Nintendo SwitchやSteam Deck、 ROG Allyとは接続不可 ※Steam linkを使えば SteamのPCゲームと ROG AllyのPCゲームもプレイ可能。 |
手軽に3D空間でのビデオ撮影が可能なので容量がいっぱいになりそうですが、外部ストレージが使えるのが個人的には嬉しいです。
後述してますが、思った以上に撮影した3D動画がすごく、いろんな動画を簡単に撮影できるのでいろいろ動画を残しがちです。笑
しかも、ちょこっとした動画というより、ガッツリ撮影するので容量気にしないで良いのは助かりますよね。
XREAL「Beam Pro」と「Beam」との違い
すでに「XREAL Beam」が発売されていますが、使ってみた感じは「XREAL Beam」と「XREAL Beam Pro」とでは少し機能というか位置付けが異なるように感じました(個人的な感想含む)
すでに発売済みの「Beam」は、Beam単独でもアマプラやNetflixを視聴することができますし、Nintendo SwitchやiPhone15と接続してARグラスでコンテンツを楽しむことができます。
それに対して「Beam Pro」はそもそもBeamに接続していたメインデバイス(iPhone15やSwitchの立ち位置)がBeam Proになるわけなので、いわゆるメインデバイスイメージです。
さらには、3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能で、キーボードやマウス、コントローラーまでBluetooth接続ができるデバイスでもあります。
「XREAL Beam」の上位互換が「XREAL Beam Pro」という訳ではないが、ゲームデバイス(Nintendo Switchとの接続)ができないことを除くと、活用範囲はもの凄く広がり「スマホのように使えて手軽に3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能」で「マウスやキーボードをBluetooth接続で使える」デバイスが「XREAL Beam Pro」という感じですね。
このデバイスが4万円を切る価格で買えるわけですからね、まじでビビる。
Beam Proは電池持ちが良い
Beam Proを手にしてからどのくらいバッテリーが持つのか色々試しているのですが、思った以上にバッテリーが持ちました。
例えば、Beam Proを朝から持ち出して移動時にアニメを4本みて少し動画も撮影して夜に帰りましたが、それでも70%くらいはバッテリーが残ってました。
Beamだと数時間しかバッテリーが持たなかったので、このBeam Proのバッテリー持ちは嬉しいです。
付属品、同梱物
XREAL Beam Proの付属品はこちらです。
- XREAL Beam Pro本体
- 取扱説明書
- マイクロSDカード部分を開けるピン
付属品はこんな感じです。
Type-Cケーブルがあれば充電できますが、ケーブル自体は付属していないので自分で準備する必要があります。
外観、サイズ感、重さ
外観
「XREAL Beam Pro」の外観については、まず、背面にカメラが2つあります。
パッとみた感じは人間の目みたいに見えますよね。この2つのレンズがあることによって3D空間でのビデオ撮影が可能になるようです。
そして左右はこんな感じです。
- オレンジボタン:カメラ起動、ARグラス接続時はモード切替
- 細長いボタン:音量ボタン(上、下)
- 白いボタン:電源ボタン、スリープ
本体右側にはMicro SDカードをセットできる場所があり、Micro SDカードは最大1TBまで対応してます。
本体の容量が128GB/256GBなので3Dコンテンツをたくさん撮影していくとすぐに容量いっぱいになりそうなので、外部ストレージ対応なのは嬉しい。
上下はこんな感じ。
上側はスピーカーやマイクがあり、本体下側には「給電ポートとARグラスに接続するポート(両方Type-C)」があります。
給電ポートとARグラスへの接続部分が分かれているので、給電しながらARグラスでコンテンツを楽しむこともできます。
サイズ感
Beam Proのサイズ感はこちらです。
iPhone15と比較してみました。
長さは少し長いですが、スマホのようなものというだけあり、ほぼiPhoneと同じようなサイズ感です。
重さ
重さはこちらです。
iPhone15もこのくらいの重さなので普通ですね。
XREAL Beam Proでの作業について
Bluetooth接続でのキーボードやマウスの操作についてはこちらにまとめました。
例えば、モニターやMacBookを使わないミニマム構成でブログ作業ができるのかなどを検証しています。
XREAL Beam Proの良かった点、いまいちだった点
XREAL Beam Proの良かった点、いまいちだった点はこちらです。
よかった点 | いまいちだった点 |
---|---|
気軽に3D空間ビデオを撮影できて気軽に視聴できる 3D空間ビデオが凄い(未来感を味わえる) ARグラスとの組み合わせでゲームや作業、エンターテイメントの幅が広がる 価格が安い(安すぎる) 1日使ってもバッテリーが持つ | 端末のロック解除にフェイスID欲しい メインスマホとの2台持ちになる |
機能の割に値段が安いのでXREALのARグラスを購入する場合は必須レベルのデバイスですね。
XREAL Beam Proがおすすめな人
XREAL Beam Proがおすすめな人はこちらです。
- 3D空間でのビデオ撮影を楽しみたい人
- XREALのARグラスを持っている人(Air 2 Ultra、Air 2 Pro、Air 2)
- ARグラスを購入しようと思っている人
- 移動時間や自宅でアニメや動画を見る機会が多い人
- ミニマル環境で作業したい人
- ゲームを快適環境で楽しみたい人
とにかく、XREALのARグラスを持っている人、購入を検討している人は買って良いです。これはまじでおすすめ。
スマホのように扱えるし、3Dのビデオを残せるし、ゲームもできるし好きなアニメも見れるし最高すぎる。
あと、ゲームも普通に遊べました。笑
AirとのセットでBeam Proがお得に買える
Beam Pro単体でも購入できますが、もしARグラスを持っていない人はセットで購入するとお得に買えます。
価格 | Beam Pro単体 | Air 2 Proセット | Air 2セット |
---|---|---|---|
128GB (Wi-Fiモデル) | 32,980円 | →85,460円 (9,500円お得) | 79,160円 (8,800円お得) |
256GB (Wi-Fiモデル) | 39,980円 | →91,760円 (10,200円お得) | →85,460円 (9,500円お得) |
まだARグラスを持っていない人はセット割がまじでお得です。
Ari2などのARグラスについてはこちらを参考に。
XREAL Beam Proレビューまとめ
それでは今回のXREAL Beam Proをまとめます。
- スマホのように気軽に3D空間でのビデオ撮影と視聴が可能
- Nebula OS搭載(Android 14ベースで開発されたBeam Pro用のソフトウェア)
- マルチタスク操作が可能(ARレンズ上で複数アプリが使える)
- 主要なAndroidアプリが全てインストール済(Googleブラウザ、Gメール、写真など)
- マウスやキーボードもBluetooth接続で使える
- Google PlyaストアからYouTubeや各種ストリーミングアプリなどをインストールできる
- VLCのような3Dプレーヤーをダウンロードして、3D映画と組み合わせることで、プライベートな環境で3D映像を楽しめる
- 低遅延の90Hzリフレッシュレート
- ブレ補正0DoF(スクリーンが安定するので電車や飛行機、新幹線でもクリアに使える)
- Micro SDカードも使える(最大1TBまで対応)
- IP54防水機能
- 充電しながらでも使える(急速充電可能)
- スマホのように持ち運びやすいコンパクトさ
- PS4やPS5はストリーミングプレイ可能
- Beamの上位互換ではないのでNintendo SwitchやSteam Deck、ROG Allyとは接続不可(ただし、Steam linkを使えばSteamのPCゲームとROG AllyのPCゲームもプレイ可能)