どうも、好きなガジェットの幅が拡がりつつある僕(@nantehida03)です。
今回はTP-LinkのトライバンドメッシュWi-Fi 6Eシステム「Deco XE200」をレビューしました。
最新のWiFi規格「6GHz対応:Wi-Fi 6E対応」のハイスペックWi-Fiルーターです。
少し本体のサイズは大きいですが、本体1個で約310㎡(約94坪)のエリアをカバーできるため、一軒家やマンションにお住まいの方でも十分使えます。
最上位クラスの無線ルーター。最新のWiFi規格対応で1ユニットで約310㎡(約94坪)のエリアをカバーできる。少々お値段はするが4LDK以下であればDeco XE2001ユニットで十分対応可能。
- AXE11000 トライバンドWiFi:4804Mbps(6GHz ※1)+4804Mbps(5GHz)+1148Mbps(2.4GHz)
- 6GHz対応:Wi-Fi 6E対応(WiFi 6E以外もOK)
- 最大200台デバイスの接続が可能
- 10Gポート搭載
- OFDMA、ビームフォーミング機能搭載
- 高速メッシュWiFiを構築可能
- AIメッシュ:複数のユニットを設置してもWiFi名とパスワードは各1つに統合)
- TP-Link HomeShield:ネットワークやIoT機器を守る最先端の安全機能
- 専用アプリでかんたん設定
- 2パックで最大600㎡カバー(マンションや一軒家でも安心)
- 全てのDecoシリーズと連携可能(全Decoシリーズと互換性あり)
- トライバンドでハイスペック
- 10Gbpsポートが搭載されている
- 広いエリアでも(一軒家でも)繋がる
- 最大200台のデバイスと接続可能
- 少々値段が高い
TP-Link Deco XE200レビュー
それでは、今回のTP-Link Deco XE200をレビューしていきます。
後述してますが本体サイズは少々大きいです。ただ、本体1個で約310㎡(約94坪)のWi-Fiエリアをカバーできます。
1人暮らしはもちろんですが、一軒家やマンションにお住まいの方でも十分使えるスペックです。
しかも最新のWiFi規格「6GHz」にも対応しているので、とりあえず最新のWiFiルーター欲しい人ならDeco XE200を購入しておけば間違いはないですね。
しかも、専用のアプリがありWi-Fiの設定も簡単(アプリの手順通りでOK)なので初心者にもわかりやすいです。
Deco XE200のスペック
Deco XE200の特徴(スペック)はこちらです。
- AXE11000 トライバンドWiFi:4804Mbps(6GHz ※1)+4804Mbps(5GHz)+1148Mbps(2.4GHz)
- 6GHz対応:Wi-Fi 6E対応(WiFi 6E以外もOK)
- 最大200台デバイスの接続が可能
- 10Gポート搭載
- OFDMA、ビームフォーミング機能搭載
- 高速メッシュWiFiを構築可能
- AIメッシュ:複数のユニットを設置してもWiFi名とパスワードは各1つに統合)
- TP-Link HomeShield:ネットワークやIoT機器を守る最先端の安全機能
- 専用アプリでかんたん設定
- 2パックで最大600㎡カバー(マンションや一軒家でも安心)
- 全てのDecoシリーズと連携可能(全Decoシリーズと互換性あり)
Decoシリーズのハイスエンド無線ルーターだけに、スペックは素晴らしいです。その分お値段も少々しますが…。
10Gポート搭載で最大200台のデバイスとも接続可能なので、自宅だけではなく商業施設での利用なども可能です。
自宅兼お店などの場合にゲスト用のネットワーク(Wi-Fi)を開放することも可能なので、その辺りの使い勝手も素晴らしいですよ。
付属品、同梱物
TP-Link Deco XE200の付属品はこちらです。
- Deco XE200本体(2パックなので2つ)
- ACアダプタ2つ
- LANケーブル1本
- 取扱説明書(かんたん設定ガイド)
付属品はシンプルにこれだけです。
LANケーブルが1本付属しているので商品が届いてすぐにWiFiの設定ができます。
最近は手軽にLANケーブルを購入することができるようになりましたが、商品に1本付属しているのはありがたいですよね。
外観、サイズ、重さ
外観
「TP-Link Deco XE200」の外観はこちらです。
左側本体が前面部分、右側本体が背面部分です。
背面には10Gbpsポートが1つと、ギガビットポートが2つあります。
そして、電源コードは下側から差し込むようになります。
電源ケーブルが見えにくい(邪魔にならない設定)なので、この辺りは見た目も気にしたスッキリデザインといえます。
サイズ感
サイズ感はこちらです。
500mlのペットボトルと比較してみましたが、少々大きいのがわかります。
ただ、サイズが気になるようであれば見えない場所に設置したら良いですし、見える場所に設置しても特に見た目やサイズ感はそこまで気にはなりません。
おそらく全体デザインが白デザインなのと、LEDライトが下側にありそこまで目立たないからかもしれません。
TP-Link Deco XE200の良かった点、いまいちだった点
TP-Link Deco XE200の良かった点、いまいちだった点はこちらです。
よかった点 | いまいちだった点 |
---|---|
トライバンドでハイスペック 10Gbpsポートが搭載されている 広いエリアでも(一軒家でも)繋がる 最大200台のデバイスと接続可能 | 少々値段が高い |
良かった点の詳細
良かった点の詳細はこちらです。
トライバンドでハイスペック
今回レビューしたDeco XE200はトライバンドです。
ちなみに、6GHz:4804Mbpsのデフォルト設定はDeco間のバックホール専用です。
例えば、我が家で「デュアルバンドの環境」と「トライバンドの環境」それぞれでiPhoneなどをWiFiに接続した場合だとこんなイメージとなります。
- 5GHz:Deco間、パパiPhone、パパMacBook
- 2.4GHz:ママiPhone、娘iPhone、娘iPad
- 6GHz:Deco間
- 5GHz:パパiPhone、パパMacBook
- 2.4GHz:ママiPhone、娘iPhone、娘iPad
そもそもWiFiに接続するデバイスが増えれば増えるほど接続が混雑するわけで、1つの周波数に対して接続するデバイスが少ない方が速度も安定します。
さらに、6GHzはデフォルトの設定がDeco間のバックホール専用(※1)ということで、Deco間は専用の周波数で通信が行われるため、ネットワーク全体の通信が安定します。
10Gbpsポートが搭載されている
もし光回線の契約が10Gプランであっても無線ルーター側が対応していなかった場合は十分なパフォーマンスを発揮できません。
そう考えると「10Gbpsポートが搭載」のメリットは大きいです。
ただ、残念ながら我が家の場合は光回線の契約自体が1Gbpsのため、10Gというパフォーマンスを活かすことができませんでした。
まだ我が家の地域は10Gbpsプランの対象エリアではなかったため契約変更できませんでしたが、今後対象エリアになれば10Gbpsプランでパフォーマンスを検証してみたいと思います。
広いエリアでも(一軒家でも)繋がる
Deco XE200は1ユニットで約310㎡(約94坪)範囲のWi-Fiをカバーできます。
つまり、一般家庭であれば十分な範囲をカバーできます。
大きな商業施設で使う場合はまた別ですが、一般家庭や自宅兼お店にしている場合でもある程度はWi-Fiをカバーできるスペックだと考えます。
最大200台のデバイスと接続可能
あまり一般家庭で200台のデバイスを接続することはないかもしれませんが、最大200台まで接続できます。
今後、Iotがますます拡大しスマートホーム家電ももっと普及するでしょうから、接続可能台数が多いに越したことはありません。
そう考えると、接続台数200台もあれば十分かもしれませんね。
いまいちだった点の詳細
いまいちだった点はこちらです。
少々値段が高い
Deco XE200は少々お値段が高いです。
今回2パックの製品をレビューしてますが、1ユニットの製品もあります。
1ユニットでも4LDK以下であれば十分カバーできるかと思うので、Wi-Fiをカバーしたい範囲に応じた個数を選びましょう。
もし、もう少し安い製品で最新のWiFi規格「6GHz」対応ルーターが欲しいということであれば、XE75がおすすめです。
Deco XE200のWiFi設定(専用アプリで設定は簡単)
Deco XE200の設定は専用アプリ(Decoアプリ)を使うことで簡単に設定できます。
Decoアプリを使いWiFiの設定をすることで設定は数分で終わります。
詳しくはこちらをご確認ください。
接続が完了したらファームウェアを最新化する
Deco XE200の設定が完了したらファームウェアが最新かどうか確認しましょう。
もし、最新でない場合はファームウェアを最新化することをおすすめします。
鉄骨3階建一軒家でDeco XE200のWi-Fi速度検証
我が家で実際にDeco XE200のWi-Fi速度を測定してみました。
今回、ネットワーク速度を測定した環境はこちらです。
【ロケーション】鉄骨3階建一軒家
【回線速度】MAX1Gbpsのネットワーク回線
【検証のポイント】1階、2階、3階それぞれでMAX近い速度が出るか?(現状は1階に無線ルータを置いてるが、3階だとあまり速度が出ない)
【検証方法】1階にDeco XE200を1ユニット置いて、1階、2階、3階それぞれで速度測定する。
(現状)1Fでのネットワーク速度はこんな感じ
現在の我が家のネットワーク速度(1Fで測定)はこんな感じです。
現在はTP-LinkのArcher AX73を使っていますが、ネットワーク速度的にはこんな感じです。
時間帯によってはもう少し改善されますが、この日に何回か計測した結果はこんな感じでした。
1階フロアでの速度測定
まず、1階フロアでの速度はこちらです。
光回線自体の契約はMax1Gbpsの回線速度ですが、上りがここまで出るとは思いませんでした。
2階フロアでの速度測定
続いて、2階フロアでの速度はこちらです。
こちらも1階の速度には負けますが、この速度ならYouTubeやネットゲームもできそうです。
3階フロアでの速度測定
最後に、3階フロアでの速度はこちらです。
多少速度が落ちていますが、それでもそれなりの速度が出ています。
このネットワーク速度であれば、3FでYouTubeやアマプラで映画を見るのも全然問題ありません。
デスクトップPC(有線接続)でも速度検証
念の為、無線だけでなく有線でも速度検証をしてみました。それがこちらの速度です。
元々のネットワーク速度と比べるとはるかに速いです。そして、意外に無線接続のネットワーク速度とそこまで変わらないのには驚きました。
この辺りはDeco XE200のスペックが高いということがわかります。
Deco XE200のWi-Fi速度検証まとめ
Wi-Fi速度の検証結果をまとめます。
フロア | 上り | 下り |
---|---|---|
1階 | 416.72Mbps | 110.28Mbps |
2階 | 311.56Mbps | 97.33Mbps |
3階 | 201.64Mbps | 127.12Mbps |
3階フロアでの速度はさすがに落ちているのが分かりますが、それでも上りはそれなりに速度が出ています。
今回、Deco XE200(1ユニット)を設置し3階建一軒家で検証しましたが、3階建一軒家でこのパフォーマンスなのであれば、3階建や4LDKくらいの広さであれば1ユニットで十分そうですね。
TP-Link Deco XE200がおすすめな人
Deco XE200がおすすめな人はこちらです。
- 最新WiFi規格:Wi-Fi 6Eを試したい人
- 自宅兼お店で広いエリアのWi-Fiが必要な人
- ゲストWi-Fi(最新WiFi規格含む)を使いたい人
ある程度広いエリアのWiFiが必要な場合、無線ルーター+中継機が必要なパターンが多いですが、Deco XE200であれば同じ広さでも本体1つでカバーできるシチュエーションも多そうです。
そのあたりは使うシチュエーション(中継機を設置する場所がない)や必要なWi-Fiの範囲(拡さ)に応じて上手に選びましょう。
TP-Link Deco XE200まとめ
それでは今回のTP-Link Deco XE200をまとめます。
- AXE11000 トライバンドWiFi:4804Mbps(6GHz ※1)+4804Mbps(5GHz)+1148Mbps(2.4GHz)
- 6GHz対応:Wi-Fi 6E対応(WiFi 6E以外もOK)
- 最大200台デバイスの接続が可能
- 10Gポート搭載
- OFDMA、ビームフォーミング機能搭載
- 高速メッシュWiFiを構築可能
- AIメッシュ:複数のユニットを設置してもWiFi名とパスワードは各1つに統合)
- TP-Link HomeShield:ネットワークやIoT機器を守る最先端の安全機能
- 専用アプリでかんたん設定
- 2パックで最大600㎡カバー(マンションや一軒家でも安心)
- 全てのDecoシリーズと連携可能(全Decoシリーズと互換性あり)
- トライバンドでハイスペック
- 10Gbpsポートが搭載されている
- 広いエリアでも(一軒家でも)繋がる
- 最大200台のデバイスと接続可能
- 少々値段が高い
今回レビューしたDeco XE200のパフォーマンスはすごいですね。
流石にハイスペックWi-Fiルーターというべきか、思った以上にネットワーク速度がでてますし、遠いエリアでも十分な速度を維持できてました。
多少商品自体の値段が気になるので、Deco XE200が欲しい方はアマゾンセール時に購入するなどタイミングをみて購入するのも賢い購入方法かと思います。
もうすぐ(7月11日、12日に)アマゾンプライムセールがあるのでそこに期待してみるのもいいかもしれませんね。