どうも、置く場所を選ばないWiFiルーターを手に入れた僕(@nantehida03)です。
今回はTP-LinkのWiFiルーター「Archer AX80」をレビューしました(TP-Link社よりArcher AX80を商品提供)
今回レビューしたArcher AX80は、最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)の速度を提供し、2.5Gbps WAN/LANポート×1 + ギガビット×4 + USB 3.0ポート×1を備えたWiFiルーターです。
アンテナ内蔵で、縦置き、横置き、壁掛けでも設置可能(置き場所を選ばない)WiFiルーター。IPv6 IPoE、セキュリティ機能、USBストレージ共有機能もあるオールインワンのWi-Fiルーター。
- WiFi規格:WiFi6
- 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)
- アンテナ内蔵でコンパクト
- IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
- ビームフォーミング、OFDMA対応
- VPNクライアント機能
- TP-Link OneMesh™対応
- Alexa対応
- 縦置き、横置き、壁掛けできる(置く場所を選ばない)
- 縦置き、横置き、壁掛けでも設置可能
- 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)の速度
- 豊富なポート(2.5Gbps WAN/LANポート)IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
- アンテナ内蔵でコンパクト
- 少し値段が高い
TP-Link Archer AX80レビュー
それでは、今回のTP-Link Archer AX80をレビューしていきます。
縦置きできるWiFiルーターなので、設置スペースも省スペースで済みます。
我が家で愛用しているWiFiルーターはTP-Link Archer AX73ですが、Archer AX73を縦置きする場合は別売りの縦置きスタンドを購入する必要があります。
そういった意味では、Archer AX80ならそのまま縦置き(横置き、壁掛けも可)できて省スペースで済むのは魅力的ですね。
Archer AX80のスペック
今回レビューしたArcher AX80の特徴はこちらです。
- WiFi規格:WiFi6
- 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)
- アンテナ内蔵でコンパクト
- IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
- ビームフォーミング、OFDMA対応
- VPNクライアント機能
- TP-Link OneMesh™対応
- Alexa対応
- 縦置き、横置き、壁掛けできる(置く場所を選ばない)
アンテナ内蔵で置き場所を選ばないデザインでこのスペックはすごいです。
一見価格が高いように感じますが、アンテナを内蔵しパフォーマンスを出せる設計と、置き場所を選ばないということは排熱の問題をクリアしないといけないので、結構コストがかかっていると思います。
付属品、同梱物
TP-Link Archer AX80の同梱物はこちらです。
- Archer AX80本体
- 電源アダプタ
- LANケーブル1本
- 簡単設定ガイド
LANケーブル1本付属しているのは本当にありがたいです。
Archer AX80の外観
前面
前面はこんな感じです。
カラーは黒色ですが、マット系なので高級感があり指紋も目立ちにくくなってます。
- 電源ランプ
- 2.4GHz Wi-Fiランプ
- 5GHz Wi-Fiランプ
- インターネットランプ
- LANランプ
- USBランプ
- WPSランプ
また、Archerシリーズは電波の送受信性能が有利なようにアンテナが外にある印象でしたが、このArcher AX80はアンテナが内蔵されています。
あえてのアンテナ内蔵だと思いますが、見た目もスッキリしています。
アンテナ内蔵なので置く場所を選ばずスッキリデザインなんでしょうね。
背面(ポート面)
Archer AX80の背面はこんな感じです。
- リセットボタン
- LEDオン/オフ、WiFiオン/オフ
- ギガビットLANポート×3
- ギガビットWAN/LANポート×1
- 2.5ギガビットWAN/LANポート×1
- 外付けHDD用USBポート1箇所
- 電源ポート
- 電源スイッチ
※本体上から順番
背面のポートは特別な機能はありませんが、外付けHDD用のUSBポートがあるのは良いですね。
置く場所を選ばず縦おき、横置き、壁掛けもできる親切設計
なんとこのArcher AX80は縦おき、横置き、壁掛けが可能です。
今までのArcherシリーズであれば、別売りの縦おきスタンドを購入することで縦置きすることが可能だったのですが、今回は別売りのスタンドなしで縦おき可能です。
ちなみに、壁掛けする場合は、付属のスタンドを本体横に差し込むことで、壁かけすることが可能となります。
設置スペースが限られる場所にとって、縦置き、床おき、壁掛けができる親切設計なのはありがたいですね。
Archer AX80のよかった点、いまいちだった点
デザイン含めかなり気に入っているのですが、中でも良かった点、いまいちだった点をピックアップするとこんな感じです。
よかった点 | いまいちだった点 |
---|---|
縦置き、横置き、壁掛けでも設置可能 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps 豊富なポート(2.5Gbps WAN/LANポート)IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応 | 少し値段が高い |
よかった点の詳細
置く場所を選ばない(縦置き、横置き、壁掛けでも設置可能)
前述してますが、Archer AX80は置く場所を選ばないため縦おき、横置き、壁掛けが可能です。
縦おきにすると省スペースで済むため、日本の住宅にもピッタリです。
もちろん横置きでもスマートに設置することが可能です。
デザインがマットブラックなので、どの置き方をしてもかっこいい Wi-Fiルーターに見えます。
超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps
Archer AX80は最大6.0Gbps(理論値)ほどの速度が出せます。
一般的な家庭では、そもそものインターネットの回線自体(契約)が1Gbps契約が多いと思うので、6.0Gbpsを必要とするシチュエーションがあまりないかもしれません。
ただ、今後は自宅のインターネットに繋がるデバイスは増えますし、6GHzバンドやWi-Fi6E対応デバイスも増えることが予想されます。
そう考えると、早いうちから余裕があるWi-Fiルーターを導入しておくのも一つの手なのかもしれません。
豊富なポート(2.5Gbps WAN/LANポート)とIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
Archer AX80には豊富なポートがあり、2.5Gbpsポートもあります。
インターネットの契約次第ですが、オンラインゲームをするご家庭には2.5Gbpsポートは必須になるかもしれませんね。
また、Archer AX80はIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)にも対応しています。
IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応とは
「IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)」について簡単にまとめておきます。
現在、急激なインターネットの普及によりIPv4のアドレスの枯渇問題に直面しています(枯渇すると新規ユーザがインターネットに参加できない)
そこで、新たにIPv6という、2の128乗通りのアドレスが格納できるアドレスが登場しました(IPv4は2の32乗通り)
このIPv6であれば、世界人口の70億人に割り当てても有り余る数のアドレス数を保持できます。
IPv6のメリット
IPv6のメリットとしては下記です。
- アドレス数がかなり多い
- 網終端装置が不要(通信経路が混雑しない)
一番のメリットとしては、「網終端装置不要による通信速度の向上」です。
みなさん、深夜などの時間帯に急激に通信速度が遅くなった経験はないですか?
昔の光インターネットは、網終端装置(NTF)が主流であったため、通信経路が混雑し速度が低下することがよくありました。
しかし、最近はPPPoE方式ではなく、IPoEが主流になりつつあり、NTFを通さずにユーザーとISP(インターネットサービスプロバイダ)が直接通信します。
つまりは、契約しているISPがIPoE方式に対応しているのであれば、Archer AX80を使うことで通信速度が改善される可能性+安定して速度が出る可能性が十分にあるということです。
いまいちだった詳細
少し値段が高い
このスペックなのでしょうがない部分がありますが、Archer AX80はそこそこのお値段します。
ただ、その分パフォーマンスが高いですし、企業の努力が詰まった商品だと言えます。
Wi-Fiルーターにパフォーマンスを求めるのであれば、買って損しないWiFiルーターなので価格部分はしょうがないと思います。
それでもこのスペックで考えると安い方だと個人的には思います。
Archer AX80のWiFi設定(専用アプリで設定は簡単)
Archer AX80設定は専用アプリを使うことで簡単に設定できます。
詳細はこちらのTetherアプリを利用してWi-Fi初期設定をご確認ください。
鉄骨3階建一軒家でArcher AX80の速度検証
我が家で実際にArcher AX80のネットワーク速度を測定してみました。
今回、ネットワーク速度を測定した環境はこちらです。
【ロケーション】鉄骨3階建一軒家
【回線速度】MAX1Gbpsのネットワーク回線
【検証のポイント】1階、2階、3階それぞれでMAX近い速度が出るか?(現状は1階に無線ルータを置いてるが、3階だとあまり速度が出ない)
【検証方法】1階にArcher AX80を置いて、1階、2階、3階それぞれで速度測定する。
1階フロアでの速度測定
まず、1階フロアでの速度はこちらです。
Max1Gbpsの回線速度にしてはちょっと遅いですが、いつも通りなのでこんなもんでしょうか。
2階フロアでの速度測定
続いて、2階フロアでの速度はこちらです。
2階での速度は維持しているのが分かります。
3階フロアでの速度測定
最後に、3階フロアでの速度はこちらです。
3階での速度は落ちてますが、思った以上に維持できていますね。
速度検証まとめ
ネットワーク速度の検証結果をまとめます。
フロア | 上り | 下り |
---|---|---|
1階 | 143.90Mbps | 180.21Mbps |
2階 | 132.26Mbps | 155.16Mbps |
3階 | 148.77Mbps | 42.41Mbps |
3階フロアでの速度はさすがに落ちているのが分かりますが、それでも上りはそれなりにWiFi速度が出ていますね。
3階フロアの速度は、いつもだったら100Mbps切っているのでかなり改善されました。
Archer AX80がおすすめな人
今回レビューしたArcher AX80がオススメだと思う人はこちらです。
- オンラインゲームなどWi-Fi速度が必要な人
- 設置場所に省スペースなWi-Fiルーターを設置したい人
- ネットワークの設定がめんどくさいと思う人
- 広めのエリアでWiFiが必要な人(二世帯住宅とか一軒家)
特に限られて設置場所にWiFiルーターを置きたい人におすすめです。
TP-Link Archer AX80まとめ
それでは、今回レビューしたTP-Link Archer AX80をまとめます。
- WiFi規格:WiFi6
- 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)
- アンテナ内蔵でコンパクト
- IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
- ビームフォーミング、OFDMA対応
- VPNクライアント機能
- TP-Link OneMesh™対応
- Alexa対応
- 縦置き、横置き、壁掛けできる
- 縦置き、横置き、壁掛けでも設置可能
- 超高速AX6000 WiFi:最大6.0Gbps(4804Mbps + 1148Mbps)の速度
- 豊富なポート(2.5Gbps WAN/LANポート)IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応
- アンテナ内蔵でコンパクト
- 少し値段が高い
Wi-Fiルーターってたくさん種類がありすぎてどれ選んでいいかわからないという人は、このArcher AX80を選んでおけば間違いはないですね。
ただ、オーバースペックな部分があるので、そこは価格と相談になるかと思います。
あまりWi-Fi速度は必要なくコスパ良い方がいいという場合は前述しているArcher AX73かこちらのArcher AX55がおすすめです。
いずれも2万円以下でしっかり働いてくれるWiFiルーターです。