どうも、TourBox Elite(ツアーボックスエリート)という左手ガジェットが便利すぎてびっくりな僕(@nantehida03)です。
みなさん、TourBox Elite(ツアーボックスエリート)を購入しようか迷っている状況ですか?
今回はクラウドファンディングでも話題になった「TourBox Elite」をレビューさせて頂きました。
今回の「TourBox Elite」は、Bluetooth接続が可能な左手用コントローラーデバイスで、例えばキーボードのキーをボタンに割り当てることができるため普段のパソコン作業でも作業が捗ります。
イラストレーターやデザイナーなど画像編集や動画編集で役立つのはもちろん、僕のようなブロガーにとっても大変便利な左手ガジェットでした。
キープリセットのカスタマイズが便利で単純にキーボードのコピー(Command + C)などはもちろん、指定のURLを開いたり指定のアプリを起動してコマンド入力できたり超便利
- 14個のボタンに機能を割当可
- 50を超えるソフトウェアで使える
- 1クリックで一連の操作をセット可能(マクロ)
- Bluetooth接続可能(2台登録可能)
- iPadには対応してない(iOS非対応)
動画編集や画像編集に便利なのは知ってましたが、それ以外にも例えばブロガーにとっても便利なのか試してみましたが本当に便利でした。
- イラストレーターやクリエイター
- ショートカットを効率よく使いたい人
- ブロガー
- ショートカットを多用している人
- Stream Deckの購入を試したい人
ブロガーの僕が実際にどういったプリセットを登録して使っているかなどは後述してます。
僕の使い方イメージは「Stream Deck」のような使い方に似せている印象です。
ZoomやChromeでも使えますしパワポやエクセル作業でも使えるので、仕事でパソコンを使う上でもTourBox Eliteが1つあると作業が捗ることは間違い無いです。
Zoomの場合は例えばマイクのオンオフやミュートのオンオフなどを登録すると捗るでしょうね。
ショートカット大好きで普段どうすれば作業が効率化できるか考えている人には間違いなく相性がいいガジェットです。
TourBox Elite(ツアーボックスエリート)って何?
まずはTourBox Eliteの概要からです。
TourBox Eliteとは、2022年4月22日現在クラウドファンディングで1億円以上の出資額を集めた大注目のガジェットで、初代のTourBoxから数えて3世代目となります。
機能やフォルムは旧モデルを継承しつつ新たにBluetooth接続が可能になったのが大きな違いです。
TourBox Eliteの詳細はこちら
このTourBox Eliteは動画編集や画像編集ソフトの便利なプリセットはもちろんですが、自分でカスタマイズして各ボタンにいろんなアクションを割り当てることができます。
いわば自分の好きなショートカットをセットできる便利ガジェットなんですよね。
例えばよく使うコピーやペースト、スクショ、他にもFinderを開いたり、Windowsのエクスプローラーだってボタン1つで開けます。
本当にカスタマイズ次第で便利が溢れるのでアクションを割り当てて自分ならではの使い方ができるのもこのTourBox Eliteを使うメリットだと思います。
TourBox Elite(ツアーボックスエリート)のレビュー
それではTourBox Eliteのレビューをしていきます。
スペック(特徴)
まずはTourBox Eliteのスペック(特徴)からです。
- 14個のボタンにショートカットを割り当てられる
- 50を超えるソフトウェアで使える
- 1クリックで一連の操作をセット可能(マクロ)
- ボタンにテキストや数字の入力も可能
- 接続:Bluetooth接続(2台登録可能)、USB Type-C接続
- カラー展開:3色(スモーク、ホワイト、ブラック)
- 対応OS:Mac、Windows
- バッテリー内蔵ではなく電池式
早い話が「幅広いカスタマイズが可能な左手ガジェット」です。
注意点としては「タブレットとは接続できない」と言う点がありますが、MacとiPadとをユニバーサルコントロールを有効にして使うことでうまいこと使えないのかなと思ったりしてます。
この辺りは今後検証していこうと思ってます。
外観
まず、外箱はこんな感じです。
シンプルなデザインで高級感のある外箱です。さすが3代目というべきかしっかりしてますね。
箱の中身はこんな感じです。
- TourBox Elite本体
- USB Type-Cケーブル ※製品版には付属しません
- 本体、ケーブル収納ケース ※製品版には付属しません。
- 単三電池2つ
- 取扱説明書
今回のレビュー品には Type-Cケーブルや収納袋が同梱されていますが、製品版には同梱されておりませんのでご注意ください。
TourBox Eliteは電池式
電池は裏側に入れる場所があるのでそこに単三電池を入れます。
サイズ感と重さ
TourBox Eliteって昔のゲームボーイアドバンスみたいな見た目で軽そうに見えますが、実はずっしりしてます。
電池なしで378gもあるため持ち運びを考える場合はちょっと重たいです。
サイズ感はこんな感じで各ボタンにすぐ指が届くくらいの配置のため全体的に操作性が良いです(各ボタンへのアクセス◎)
やはり、各ボタンを使うのに簡単に指が届く配置にあるって素晴らしいですよね。
色々使ってますが、少し斜めにすることでさらに全体的なボタンへのアクセスが良くなります。
この辺りは手の大きさや慣れによっても変わってきそうです。
Type-Cケーブルで接続する場合
上側面に Type-Cケーブルのポートがあります。
もし、Bluetoothでパソコンと接続したくないもしくは、Bluetooth接続ができない場合は Type-Cで接続することもできます。
ただ、電池式なのでバッテリーが充電されるわけではありません。
TourBox Eliteの使い方
それでは早速TourBox Eliteを使っていきましょう。
公式のマニュアルがわかりやすいので参考にしてください。
設定方法は簡単です。まず、お使いのパソコンOSにあったコンソールを入れましょう(必ず最新のドライバをインストールしてください)
コンソールはこちらからダウンロードできます。
基本的には公式のマニュアル通りにセットアップすれば特に難しい箇所はないかと思います。
ソフトをインストールできれば、あとはBluetoothか有線( Type-C)でパソコンと接続します。
Bluetoothで接続する場合は背面のスイッチを入れ(上にずらし)丸いボタンを長押ししましょう。
そしてパソコン側が認識したら接続します。これでパソコンとの接続は完了です。
プリセットの登録と使い方
パソコンとTourBox Eliteとの接続ができれば残りは便利に使うためにプリセットを登録していきます。
TourBox Eliteはこんな感じでボタンがたくさんあるので、各ボタン(全14個)に好きなアクションを割り当てることができます。
しかも、1回押し、2回押しなどの操作や組み合わせにも割り当てが可能です(もう無限大の可能性)
アプリを開くといくつか(例えば下記)のプリセットは既に登録されています。
- Photoshop
- Lightroom
- Premiere-edit
- Premiere-color
今回、僕はブログ作業用にプリセットを新規登録してみましたが、新規でプリセットを登録する場合も簡単でした。
新規でプリセットを登録したあとは、各ボタンにショートカットキーやアクションの割当をしていけば自分好みのカスタマイズが可能です。
実際の設定(ショートカットの登録)
アクションを登録するのは「基本設定」「マクロ設定」「Tour Menu」から選択することができ、各ボタンを押すとそれぞれ画面側で該当キーが反応し、スマートに割り当てを登録することができます。
例えば、上は僕がコピー(Command + C)やペースト(Command + V)、戻る(Command + Z)を割当(登録)した状態です。
他にもマクロの設定はこんな感じで「指定のアプリを開く⇨ショートカット」を1つのアクションとして登録することができます。
このアクションは「Monosnapを起動し、スクリーンショットを撮影する」までをワンアクションで実行できるようにしたものです。
地味なアクションですがブログ書くときにかなり助かってます。
TourBox Eliteのいまいちな点
基本的には大満足しているのですが「Bluetooth接続でスリープから復帰ができない」というのがいまいちな点です。
ネットで他の情報を調べている限りは復帰できるようになった人もいるようなので、ファームウェアのバージョンにもよるんですかね…。
MacBook Air M1を使っていますがTourBox Eliteでもスリープから復帰できると助かるんですけど。
ブロガーの僕が便利に感じる部分(ブログ作業にどう使えるか)
僕がブログ作業時使っているプリセットはこんな感じです。
もし、ブロガーの方が同じようにショートカットを登録したい場合はWPで下記のキーを押してショートカットを表示させることができます。
- Windowsなら「Shift+Alt+H」
- Macなら「control+option+H」
普段あまりショートカットを使わない人はこれを機に使ってみましょう。単純にショートカットキーを使うだけでも作業が捗りますよ。
マクロ、指定のURLを開く、ブロックの挿入は本当に便利
TourBox Eliteが色々便利なのは間違い無いですが、何がより便利かというとやはりこの辺りですかね。
- マクロ(アプリ開く⇨画面スクショ)
- 指定のURL開く(YouTubeや画像圧縮、デザインページ)
- ブログ作成時のブロック挿入
- 音量調整
- 画像の挿入
- コピー&ペースト
このあたりの操作が効率的になるだけで大体いつものブログ作業が30%から40%くらいは効率的になった印象です。
つまり、長い目で見ても効率化できた時間で次の記事を量産していけばTourBox Eliteを使う価値は十分にあるということですね。
少し詳細
僕がブログを始めるときは、まずブログで必要な指定サイトをざざっと開きます。
例えばYouTubeや画像圧縮サイト、Twitter、キーワード検索サイトなどを開くのですが、そのページをそれぞれのボタンに割当することができます。
なので、さてブログ作業するぞ!と思ったときはボタンをパパパーと押せばいつも使っているページがすぐに表示されます。地味ですがまじで便利です。
例えば十字キーにそれぞれのサイトを割り当てるだけでも便利ですし、この十字キーは常に表示させることもできるため、どのボタンをどのサイトで登録していたかも瞬時にわかります。
他にもブログを書くときにブロック挿入(僕の場合は画像挿入が大変助かる)ので便利です。
ボタン一つで画像を入れられるので画像が多い記事の時は助かりますし、もういちいちマウス操作してクリックなんてしてられない。
あとは、音量調整もマウスホイールみたいなボタン(ノブ)でクルクルしたら簡単に調整することができて便利です。
僕はキークロンK6キーボードを使ってますがK6には音量調節ボタンがないので、こういったガジェットで対応できると全ての作業が捗ります。
他にも「command+tab」を割り当ててワンボタンで画面を切り替えられるのも地味に便利です。この辺りも慣れたら超便利になるんだろうなと考えてます。
ボタンの割り当てを忘れても安心
最初はどのボタンにどのショートカットを登録したか覚えきれないかもしれません。
でも、こういったガイドを出すことができます。
慣れるまでは我慢するしかないと思ってましたが、このガイドが出せることで一気に使いやすさが増します。
しかもすごく見やすいっていう…。
「Stream Deck」と「TourBox Elite」
Stream Deckって知ってますか?
このStream Deckも指定のサイトやショートカットを登録して使うことができます。
実際にStream Deckを使っているわけではないのですが、一時期欲しいなと思ってスペックを調べていたことがあります。
ただ、結局モニター下に置いたStream Deckに手を伸ばしてボタンを押す動作を考えると手間だと思いギリギリで購入をやめました。
あと、有線接続だったんですよね、Stream Deckって。
今回のTourBox EliteとStream Deckは同じようなことができますが、TourBox Eliteの方が直感的に操作できるのと何よりBluetooth接続が大きなメリットかと思います。
TourBox Elite(ツアーボックスエリート)まとめ
最後にもう一度TourBox Eliteの特徴をまとめておきます。
- 14個のボタンにショートカットを割り当てられる
- 50を超えるソフトウェアで使える
- 1クリックで一連の操作をセット可能(マクロ)
- ボタンにテキストや数字の入力も可能
- 接続:Bluetooth接続(2台登録可能)、USB Type-C接続
- カラー展開:3色(スモーク、ホワイト、ブラック)
- 対応OS:Mac、Windows
- バッテリー内蔵ではなく電池式
デザイナーやイラストレーターにとっては神ガジェットになるのは間違いないかもしれませんが、僕みたいなブロガーにとっても十分に作業効率化できる左手ガジェットということがわかりました。
ショートカットキーってたくさんありすぎて覚えられないですがこのTourBox Eliteならいちいち覚える必要はありません。
最初は多少慣れが必要かもしれませんが、慣れたら手放せなくなるガジェットなのは間違いないです。あと、見た目もかっこいいんですよねー。
- イラストレーターやクリエイター
- ショートカットを効率よく使いたい人
- ブロガー
- ショートカットを多用している人
- Stream Deckの購入を試したい人
TourBox Eliteレビューまとめ
- 14個のボタンに機能を割当可
- 50を超えるソフトウェアで使える
- 1クリックで一連の操作をセット可能(マクロ)
- Bluetooth接続可能(2台登録可能)
- iPadには対応してない(iOS非対応)
ちなみに1つ前の世代であれば少し安く手に入れることができます。