今日は注文住宅で家を建てた僕が、家を建てる際にこだわったポイントを全てまとめました。
細かいポイントなどもまとめて書いているので、少し長いので目次から欲しい情報を選択ください。
「目次」のリンクを押すと、その章に飛べます。
ローコストで注文住宅を建てる前に
まずはじめに書きますが、僕はそこらへんにいるサラリーマンです。正直サラリーマンが家を買うって、しんどいですよね。
できればローコストでおしゃれな注文住宅を建てたいと思っている人も多いはずです。
ということで、今回の記事のポイントはこんな感じです。
・おしゃれな家がいい。
・ローコストでおしゃれな注文住宅を建てたい…
とお考えなあなたに向けた内容です。
我が家はこんな感じ
ちょっとだけ我が家をお見せします。
インスタに載せたのですが、こんな感じです。
先日ストーブを購入して、今のリビングはこんな感じになってます。
注文住宅をたてる時のこだわったポイント
それでは、ローコストで建てる注文住宅のこだわりポイントをご紹介します。
テレビは壁掛けにする(コードを隠す)
まず1つ目は「テレビは壁掛けにする」です。
これは寝室の壁掛けテレビなのですが、すっきりしておしゃれに見えるようにこだわりました。
写真を見たらわかる通り電源コードとアンテナケーブルが見えません。
時計が置いてあるテーブルの上にはブルーレイレコーダーがあり、こちらもケーブルが見えません。
見えないというか正確には壁の中を通してます(こういった見えない工夫ができるのも注文住宅ならではだと思います)
テレビの後ろ側はこんな感じ
テレビの後ろ側はこんな感じ。
テレビの後ろに穴を開けて、プラスチックのホースを通してます(上の赤丸)
そのホースの中にコード類全てを入れてます。参考までに使っているテレビの壁掛け載せておきます(下のオレンジ丸部分)
※テレビのメーカーや、サイズによって金具の種類が異なります。ご自宅にあるテレビのメーカー、サイズを確認の上ご検討ください。
そして、これがテレビの下にあるブルーレイレコーダー。
観音開き扉で一工夫
何だか扉っぽくなっているのがわかりますね。
ここは観音開きする扉になってて、そこに一通りのコンセント、テレビのアンテナ送信機、テレビの電源コードを収納してます。
下の黒い機材がテレビのアンテナ送信機です。
随分前に購入したテレビですが、このテレビはワイヤレステレビチューナーなので、チューナーとテレビを有線で繋がなくてもいいんです。
最近のテレビは本当に便利になりましたよね。
そして、これがブルーレイレコーダーを上から撮った写真です。
テーブルに穴が開いてます。こちらもケーブルを隠すために2箇所穴を開けてます。
つまり、この下の場所には壁の裏からテレビの電源コード、テーブルからブルーレイレコーダーの電源コード、チューナー、LAN線が延びてます。
そして、最終的にはこの写真となります。単純にすっきりしてますよね。
重要なのは「コード類は見せない」ただこれだけ。
ただ、テレビを交換する場合(別サイズにする場合)は壁掛けの金具等も交換になるので、 その点はお気をつけください。
インターホン用のモニターとお風呂用のモニターは揃えて壁を凹ませる
お次は「インターホン用のモニターとお風呂のモニターは揃えて壁を凹ませる」です。
これは写真を見るだけでわかると思いますが、我が家は壁を少し凹ませてそこにモニター系を入れてます。
このポイントも、見た目をすっきりしておしゃれに見えるようこだわりました。
こうすることで壁が平面になるので、全体的に綺麗に見えます。
少し遠目からだと上記のような感じです。
右上にはモニターがあり、凹ませた部分に入れてます。一見そこまで気にしなくていいと思うかもしれませんがこういった細かい工夫が後々おしゃれさに効いてきます。
細部までこだわり最後全体的に部屋を見渡した時…「おしゃれだな」って思うのです。
コンセントの数は多めに設置する
続いてはコンセントの数についてです。
このポイントはおしゃれさというより機能性についてです。
掃除機をかける際、コンセントの場所が悪いと何度も抜き差ししないといけないからストレスが溜まります。
他にも掃除機だけじゃありません。リビングでパソコンを使おうと思っても、ちょうどいい位置にコンセントがないとか。
季節が変わり衣替えするとともに、家具の配置も変えようかなと思ってもコンセントがないとか。
結局コンセントの配置によって家具の配置も決まるなんてことになりかねません(全てがコードレスなら解決するかもしれませんが、残念ながらそれは不可能です)
また、延長コードを使えば?と思う人もいるかもしれませんが見える場所に延長コードがあるのが嫌なんです。
コードがぐちゃぐちゃになっているのも嫌(配線ぐちゃぐちゃだと、火事の元になりますし)
結局はシンプルイズベスト。これがおしゃれな注文住宅への近道だと考えます。
スイッチの並びは電球の配置かフロアマッチさせる
「スイッチの並びは電球の配置かフロアマッチさせる」です。
こちらも機能性のこだわりポイントです(そもそも写真のようなスイッチにしない場合、ここは読み飛ばしてください)
この機能性のポイントは、写真のようなスイッチを利用する場合に、どのボタンがどのフロアのスイッチかわからなくなるのを防ぐポイントです。
例として各箇所にシールを貼るパターンを挙げます(これだと来客用にもありがたいと思いますので)
上記写真は、我が家のキッチン横のスイッチです。
K:キッチン(キッチン上)
O:アウト(勝手口の外)
これだと同じスイッチでもどのスイッチがどのフロアのスイッチなのかわかりますね。
少し余談ですが、例えばあなたが3階建の注文住宅を建てたとします。
その家の2階フロアに電気をつけるスイッチがあり(スイッチのイメージは上記の写真)1階に降りる階段用スイッチ、2階のフロア用スイッチ、3階に上がる階段用スイッチと3つのスイッチがあるとき、どういった並びにしますか?
わかりやすいのは上から順に
2階フロア
1階に降りる階段
と考えると思います。
並びなんてどれでもいいやと思うかもしれませんが、建てた家に50年くらい住むことを考えると、こういった些細なことが大きなストレスになりえます。
「3つある中の一番上のスイッチなのに、なぜ1階の階段の電気が付くんだ」とかね。
こういったことをしっかり決めていくことで快適な居住空間になるとともに、思い入れのある家になります。
これは間違いありません。
扉は天井まで高さがあるものにする
「扉は天井まで高さがあるものにする」です。
これ、何気ないように見えて超重要なローコスト住宅のポイントです。
部屋の扉の高さでこんなに広く見えるのか…と思うくらい部屋の雰囲気が変わります。
昔ながらの家って基本的に天井も低いし、扉も低いですよね。あれだと部屋全体が狭く見えます。
すべての天井を高くすればいいじゃんと思うかもしれませんが、これだと凄くコストがかかる。ということで、せめて扉を天井まで引き延ばす作戦(ローコスト)を考えました。
我が家はリビングだけ天井まで高さがある扉にしてます。
もちろん二階にも部屋はありますが、基本的に普通の扉です。
来客時は基本的にリビングで過ごすことが多いと思いますし、やはり天井まである扉とない扉を入れることで差をより引き出せると考えます(ローコストポイント)
それでは実際に扉を見てみましょう。天井位置を描いてますが、わかりますか?
どうですか?このこだわりポイントは本当に部屋が広く見えるのでオススメです!
その他にもリビングの天井に高低差をつけて間接照明入れるとかもオススメです(低い部分があると、実質高くない天井でも高く感じ、全体的に広く見えます)
部屋の壁紙を変える
「部屋の壁紙を変える」です。
これは説明するまでもないと思いますが、上記の写真は我が家のトイレです。
壁紙を変えるだけなら値段変わらないのでローコストのポイントです。上記は一例で、壁紙を白から薄いグレーにしただけです。何度も言いますがお金は変わらない
これならローコスとでおしゃれに見えます。お値段そのままなら、色変えるに決まってます!
この他にも、天井の色を変えるのもありです。
こちらは我が家の寝室です。
白からウッド系にしました。少し落ち着いた、大人の空間をイメージしております。もちろんお値段そのままです。
エコカラットを使う
「エコカラットを使う」です。
写真のボコボコしたタイルみたいなのわかりますか?これリビングの壁なのですが、「エコカラット」と言います。
そもそもエコカラットって何?
※参考までにリクシルさんのページ載せておきます。
リクシルさんのページからの引用ですが、
- 余分な湿気をたっぷり吸収してくれる。
- 脱臭効果がある。
- 空気中の有害物質を吸着・低減してくれる。
ということです。
要は、壁が空気清浄機の役割をしてくれます。
ペットがいるお家とか、焼肉した日とか、タコパ、お好み焼き、ホームパーティーなどなど。匂いって気になりますよね?そういったご家庭に最適です。
壁が空気清浄機の代わりもしてくれるし、おしゃれにも見える!
まさに一石二鳥です。ただ、エコカラットは少々お値段張ります(もちろん物によりますが)このへんの詳細は業者さんと相談するか、今の時代DIYでどうにか頑張れたりします!全て工夫次第です。
琉球畳和室を取りいれる
「琉球畳の和室を取り入れる」です。
上記の写真を見てもらえばわかる通り、我が家には和室があります。
広さは5畳半で畳の色はネイビーです。
この畳、それぞれ色が違うように見えませんか?実はこれ全て同じネイビーです。
この和室は、単純に縫い目が交互になるように並べてるだけなんです(要は目の錯覚なので値段が変わらずローコスト)
この和室かなり気に入ってます。やはり日本人なら和室ですよね。普段ベットで寝ていますが、たまに和室で寝たくなるので、ここに布団を敷いて寝るときがあります。
気分転換にもなりますし、本当に気持ち良いです。
この空間の詳細を説明すると、まず黒っぽい棚が途中で切れていると思います(左箇所)
これ実は切れている部分に間接照明があります。
そして、それをうまく照らすように下は鏡台となってます(光を柔らかく反射するんです)
ということで、普段使っている愛用MacBookを照らしてみました。
結局は和室の空間とは落ち着けることが一番だと思うんですよね。こういった、柔らかい光で癒しを演出できたらなと考えてます。
トイレットペーパーホルダーは造作にする(タオルホルダーも揃える)
「トイレットペーパーホルダーは造作にする」です。
ハウスメーカーで普通のトイレットペーパーホルダーをつけるより楽天やアマゾンでトイレットペーパーホルダーを購入しハウスメーカーにつけて欲しいとお願いした方がおしゃれでローコストで済みます。
我が家でつけてもらったトイレットペーパーホルダーをこちらです(ウッド系のものを楽天で購入しました)
少し引きめだとこんな感じです。
いかがでしょうか?(写真の撮り方がいまいちですけど)
普通のトイレットペーパーホルダーをつけるより絶対自分で購入した方がいい(安いしおしゃれ)です。
また、タオルホルダーもセットで購入して揃えると、なおオシャレ度がアップします。
タオルホルダー
トイレの問題(尿はねの問題)
ちなみに、トイレのデザイン以外にもトイレの尿はね問題って、絶対どこのお家でもあると思います。
そんな尿はねの悩みを解決する方法(尿はねをゼロにする方法)はこちらでまとめてます。
まとめ ローコストの注文住宅は細部までこだわるべき
今回のローコストで注文住宅を建てる際にこだわったポイントはいかがだったでしょうか?
では、最後にもう一度、ローコストで注文住宅を建てるポイントを振り返ります。
・電気のスイッチの並びは、天井の電球の配置もしくはフロアの関係とマッチさせる。
・扉は天井まで高さがあるものにする。
・部屋の壁紙を変える。
・インターホン用のモニターと、お風呂用のモニターは揃えて壁を凹ませる。
・エコカラットを使う。
・琉球畳の和室を取り入れる。
・トイレットペーパーホルダーは造作にする(タオルホルダーも揃えるとなお良し)
みなさんがローコストで注文住宅を建てる際に、少しでも参考になれば幸いです。