どうも、ゲーミングプロジェクターの没入感にハマってしまったナンダ(@nantehida03)です。
今回はBenQの「X500i」というゲーミングプロジェクターをレビューしました。
「X Series」なので4K解像度、高速な応答速度を融合させ大画面でのゲームを追求したゲーミングプロジェクターです。
BenQ「X500i」は、寝室などの狭いスペースで究極のゲーム体験を実現するために設計された画期的な4K 短焦点ゲーミングプロジェクター。限られたスペースでも最強のパフォーマンスでゲームやアニメ、映画を楽しむことができる。
- 寝室などの狭いスペースで究極のゲーム体験ができるプロジェクター
- 4KでHDR。さらには高輝度 LED 2,200ANSI ルーメン
- 短焦点設計なので限られたスペースでも大画面でゲームや映画鑑賞も可能
- 3つのゲームモード(RPG/FPS/スポーツ)搭載
- 約1.5mの距離で100インチの大画面投影
- treVolo スピーカー搭載でこだわりのサウンド
- デジタルズーム搭載(例えばFPSプレイ時に画面を縮小できて便利)
- 4LED光源による高コントラスト、最適化された彩度、長寿命を実現
- Google認証の Android TV 搭載(Netflix標準対応)
- 4K/60Hz:16.7ms、フル HD/120Hz 及び WQHD/120Hz : 8.3ms、フルHD/240Hz : 4.2msの高速な応答速度でゲーム時に違和感のない操作を実現
- 短焦点なので1.5mの距離で100インチの大画面で楽しめる
- 映像が綺麗でぬるぬる動く
- treVolo スピーカー搭載で音も良い
- 2,200ANSI ルーメンなので日中でも十分遊べる
- 高輝度LEDなので長時間の利用でも本体が熱くならない
- 横の台形補正を活かして省スペースで設置できる
- 本体のサイズ感が多少大きい
BenQ X500i 短焦点ゲーミングプロジェクターレビュー
それでは、BenQ X500i 短焦点ゲーミングプロジェクターをレビューしていきます。
メーカーから商品をお借りしましたが、内容は自由に書いております。
今回のゲーミングプロジェクター「X500i」は「短焦点」なので「約1.5mの距離で100インチの大画面」でコンテンツを楽しむことができます(一般的なプロジェクターなら2.5m程度で100インチ)
短焦点プロジェクターは投影する壁やスクリーンとの距離が短くても迫力ある映像を楽しむことができるので、寝室などの狭いスペースでも没入感あふれるゲーム体験ができます。
しかもスピーカーもtreVoloスピーカーを搭載しており、双指向性の放射パターンで広い音場を再現してくれます。
ちなみに、人気のパルワールドをプレイしてみましたが映像も綺麗で音の迫力も凄く没入感やばいです。
日本の住宅はどうしても狭い部屋が多いですが、このスペックと機能性の「X500i 短焦点ゲーミングプロジェクター」なら狭いスペースでも大迫力のゲーム体験ができます。
X500i 短焦点プロジェクターのスペック
X500i 短焦点プロジェクターの特徴(スペック)はこちらです。
- 寝室などの狭いスペースで究極のゲーム体験ができるプロジェクター
- 4KでHDR。さらには高輝度 LED 2,200ANSI ルーメン
- 短焦点設計なので限られたスペースでも大画面でゲームや映画鑑賞も可能
- 3つのゲームモード(RPG/FPS/スポーツ)搭載
- 約1.5mの距離で100インチの大画面
- treVolo スピーカー搭載でこだわりのサウンド
- デジタルズーム搭載(例えばFPSプレイ時に画面を縮小できて便利)
- 4LED光源による高コントラスト、最適化された彩度、長寿命を実現
- Google認証の Android TV 搭載(Netflix対応)
- 4K/60Hz:16.7ms、フル HD/120Hz 及び WQHD/120Hz : 8.3ms、フルHD/240Hz : 4.2msの高速な応答速度でゲーム時に違和感のない操作を実現
ハイエンドモデルゲーミングプロジェクター「X3100i」と比較
項目 | X500i (今回レビュー) | X3100i (ハイエンドモデル) |
---|---|---|
価格 | 265,000円 | 348,000円 |
投写方式 | 単板DLP方式 | 単板DLP方式 |
DMDサイズ | 0.65インチ | 0.65インチ |
明るさ | 2,200ANSI ルーメン | 3,300ANSI ルーメン |
光源 | 4LED | 4LED |
画面サイズ | 60~120インチ | 60~180インチ |
100インチの 投写距離 | 1.53~1.84m | 2.54~3.32m |
色域 | Rec.709 95% | DCI-P3 100% |
解像度 | 4K (3840 x 2160) | 4K (3840 x 2160) |
コントラスト比 | 600,000 : 1 | 600,000 : 1 |
台形補正 | 自動縦 /手動横 30度 | 自動縦 /手動横 30度 |
内蔵スピーカー | 5W×2 | 5W×2 |
ハイエンドモデルプロジェクター「X3100i」との大きな違いとしては「明るさ」と「投写距離」でしょうか。
前述してますが、日本の住宅は結構狭いので限られたスペースで大画面でゲームを楽しむためには短焦点がおすすめです。
ちなみに明るさについては2,200ANSIルーメンあれば日中に投影しても綺麗に見えるので個人的には十分かと思います。
この明るさなら日中にゲームするのは余裕ですし、もし、どうしても明るさが気になる場合は遮光カーテンを使うなど見え方(明るさ)を改善する方法はいくつかあります。
ゲーミングプロジェクターX500iの大きな特徴
使ってみて感じた大きな特徴はこちらです。
短焦点なので狭いスペースでも大画面で楽しめる
やはり短焦点は便利です。壁から1.5mの距離で100インチの投影サイズが可能なので寝室や一人暮らしの部屋でも十分にコンテンツを楽しむことができます。
参考までに壁から1.5mという同じ距離で投影サイズがどのくらい違うか手元にある「GV30(解像度:720p)」を使い比較してみました。
実際にそれぞれで投影してみましたが投影サイズは一目瞭然ですね。
上記の通り、短焦点であれば狭いスペースでも大画面でコンテンツを楽しめます。
また、投影距離が遠くなるとゲームハードとの配線(長さが足りない)や、コンセントが届かないなどの問題が出ますが、短焦点プロジェクターならそういった問題を解消できるのもメリットです。
4K映像が綺麗で最大240Hzと応答速度も速い
前述した「GV30」は解像度が720pなのですが、今回の「X500i 」は4K(解像度:3840 x 2160)でアニメや映画、ゲームが楽しめます。
しかも、4K/60Hz:16.7ms、フル HD/120Hz 及び WQHD/120Hz : 8.3ms、フルHD/240Hz : 4.2msと高速な応答速度でゲーム時に違和感のない操作を体感できます。
ということで、実際どのくらい違うのかGV30と比較してみました。
実際に「X500i 」と「GV30」それぞれでゲームの映像を比較してみたので気になる方はこちらをご覧ください。
PCでパルゲーム、Nintendo Switchでスプラ3を遊んでます。
ただ、Nintendo Switchの場合はそもそものSwitch側の映像出力の関係で違いがわかりにくいのかもしれません。リアルでは思ったより音も映像も全然違います(当たり前ですけど)
デジタルズームができる(FPSゲームのとき便利)
さすがゲーミングプロジェクターというべきかX500iは「デジタルズーム機能」が搭載されています。
このデジタルズーム機能があれば、視聴するコンテンツやプレイするゲームによって画面サイズを変えられる(使い分け)ができます。
例えば、映画やアニメ、RPGゲームを楽しむ時は大画面で遊ぶ(Nintendo Switchの大乱闘やマリオカートなどは大勢で遊ぶと盛り上がります)
一方で、FPSゲームをプレイする時は大きな画面だと視線を動かすのがしんどい為コンパクトな画面で遊ぶイメージです。
つまり、デジタルズーム機能を使えばプロジェクターの場所を移動させることなく画面だけコンパクトにできるのです。
リモコンで操作することで簡単にズームアップやズームアウトできるので、ゲーム以外にも設置する場所にフィットした投影サイズでコンテンツを楽しむことができて便利です。
長時間の利用でも本体が熱くなりにくい
光源がLEDなので本体が熱くなりにくいです。
プロジェクターって長時間利用すると結構な熱を持つイメージでしたが今回の「X500i」は3時間ゲームしても本体が21.4℃とかなり排熱処理が優秀です。
本体左右のファンが優秀なのか、ゲーミングプロジェクターだけにこういった排熱処理もしっかり設計されているのは安心です。
付属品、同梱物
BenQ X500i 短焦点ゲーミングプロジェクターの付属品はこちらです。
- X500i本体(Android TVドングル)
- リモコン
- 電池
- 電源コード
- クイックスタートガイド
付属品はこんな感じです。
クイックスタートガイドが写真には写ってませんが付属しています。
外観、サイズ、重さ
外観
「BenQ X500i 短焦点ゲーミングプロジェクター」の外観はこちらです。
- 3.5mm ミニ端子
- RS232入力(9ピン)
- USB Type-A(ファームウェアアップグレード用、メディアリーダー)
- HDMI 1(HDCP2.2)
- HDMI 2(HDCP2.2/HDMI ARC)
- S/PDIF
- USB Type-C
こちらが左右です(中にはスピーカー、排熱ファンがあります)
そして、上側のボタンと底面はこんな感じです。
底面には吊り下げる用の穴があるのでプロジェクターを吊り下げることができます。
サイズ感
サイズ感はこちらです。
そこそこサイズがあるので持ち運ぶというより、ある程度の場所で角度調整やちょっと位置調整しながら利用するイメージですかね。
重さ
重さはこちらです。
X500iゲーミングプロジェクターの良かった点、イマイチだった点
X500i ゲーミングプロジェクターの良かった点、いまいちだった点はこちらです。
よかった点 | いまいちだった点 |
---|---|
短焦点なので1.5mの距離で100インチの大画面で楽しめる 映像が綺麗でぬるぬる動く treVolo スピーカー搭載で音も良い 2,200ANSI ルーメンなので日中でも十分遊べる 高輝度LEDなので長時間の利用でも本体が熱くならない 横の台形補正を活かして省スペースで設置できる | 本体のサイズ感が多少大きい |
2,200ANSIルーメンなので日中でも十分遊べますし、4K解像度で映像が綺麗+スピーカーの音も良いのでちょっとした映画館のような体験ができます。
しかもゲームする時は没入感があるので、RPGやアクション系、FPSなどハマること間違いないです。
良かった点のまとめ
良かった点は「4K映像美とゲームプレイ時の没入感が味わえる」という点ですね。
パソコンでゲームをすることが多いですが、そのパソコンのゲームでも映像が綺麗でぬるぬる動くのはやはりプレイ時の没入感へと繋がります。
また、Nintendo Switchでも十分楽しめるのでみんなで大乱闘スマッシュブラザーズをしたりマリオカートをしたり、スイカゲームをするのも盛り上がりました。
もちろんパーティゲームも良いのですが、ゲーミングプロジェクターを使うのであればパソコンやPS5、Xboxなどの方がより没入感を味わえるのでおすすめです。
いまいちだった点のまとめ
X500iはサイズ感が絶妙なので「少し置く場所に悩む」ことですかね。
短焦点プロジェクターなので短い距離で大画面コンテンツを楽しめるのは良いのですが、ちょっとプロジェクターのサイズ感が大きい気がします。
壁との距離感的にはサイドテーブルに置くと使い勝手がよかったのですが、少しテーブルの幅を取るというかもう少しコンパクトに設置できれば良いなと思いました。
ちなみに、ハイエンドの「X3100i」であればもっと明るい映像を投影できます。
X500iを使う場合はカーテンを閉めて使っていますが、日中にカーテンを開けた状態でプロジェクターを使いたい(テレビと同じように使いたいなど)の場合はハイエンドの「X3100i」であれば「3,300ANSIルーメン」なのでもっと明るいシチュエーションでも楽しめます。
【解決策】斜めに設置することで省スペースで済む(台形補正機能を上手く使う)
X500iには縦の自動台形補正もあるのですが横の台形補正機能もあります。
例えば、プロジェクターを壁の正面に置くのではなく斜めに設置した場合、台形補正なしのままだと変な形で投影されるためかなり見にくいです。
ですが、X500iなら横の台形補正機能があるためここまで台形補正がききます。
これであれば壁やスクリーン前のスペースを有効活用(そもそもプロジェクターを正面に置かなくて良い)ので限られたスペースでも有効活用できます。
サイドテーブルを使うことで、パソコンゲームの場合はマウスを置いたりちょっとしたお菓子やコーヒーを置いたりもできます。
その他そもそもコンパクトな本体が良い場合はモバイルLEDプロジェクターもあります。
実際問題ゲーミングプロジェクターは必要か
ここ1ヶ月ほどゲーミングプロジェクターを使い様々なコンテンツやゲームを楽しんでますが、実際問題「ゲーミングプロジェクターって必要?」なのでしょうか。
もちろん正解はなくその人やシチュエーションによっても異なりますが、そもそもの「プロジェクターの最大のメリット」って「スペースを有効活用できる」というポイントだと思ってます。
最近はテレビで放送されるドラマやバラエティなどもアベマやYouTubeでみれますし、ネトフリは標準対応しているアプリが増えてきました(X500iもネトフリ標準対応)
となると、そもそも自宅やリビングにテレビって必要なの?と感じます。
例えば、我が家の場合はこんな感じでリビングにテレビを置いてますが、このテレビの代わりにプロジェクターを使うことでリビングがかなりスッキリすると思うんですよね。
そして、必要な時にプロジェクターを出せば良い。なんなら、テレビが無くなればこういった収納自体も不要だとも感じます。
テレビは移動するのも大変ですし売却するのも大変ですが、プロジェクターなら移動もできるし使わなくなったらリセールバリュー(売却時の価格)も期待できます。
こう考えると、性能が良いプロジェクターを購入することでモノが少ない環境(生活感が少ない)状態を維持しながらゲームやエンターテイメントを楽しむことができるのではないかと思います。
どこにプロジェクターを設置すべきか
通常のプロジェクターだと「大きな画面サイズで投影する場合は壁やスクリーンから2.5m程度は必要」となります。
その場合は天井(高い位置)に格納して上から投影するのがおすすめですが、ゲームハードとの配線問題が出てきます。
ただ、今回の短焦点プロジェクターだと1.5mの距離で100インチの大画面を楽しめるのでリビングの机の上に設置したり、我が家のようにサイドテーブルに置いて気軽に楽しむことができます(必要な時に出すスタイルでもOK)
しかも前述している横の台形補正機能を使えば1.5mの距離(短焦点のメリット)を活かしたプロジェクターの設置が可能です。
こう考えると短焦点プロジェクターって使い勝手が良いですし柔軟な設置が可能なのがわかりますね。
BenQ X500i 短焦点プロジェクターがおすすめな人
BenQ X500i 短焦点プロジェクターがおすすめな人はこちらです。
- あまりテレビを見ない人(テレビの代わり)
- ゲームをする人、好きな人
- ゲームを大画面で楽しみたい人
- スペースが限られる人
- ミニマリスト(必要な時に出す)
- 省スペースでアニメやYouTubeなどを見たい人(ヨガしたりもできる)
X500iは使い勝手が良いですし縦と横の台形補正もあるので、ある程度限られたスペースでも柔軟に設置することができます。
一軒家でも使えますが一人暮らしで使うのも十分すぎる至福の時間となりますよ。
X500i 短焦点ゲーミングプロジェクターレビューまとめ
それでは今回のBenQ X500i 短焦点ゲーミングプロジェクターをまとめます。
- 寝室などの狭いスペースで究極のゲーム体験ができるプロジェクター
- 4KでHDR。さらには高輝度 LED 2,200ANSI ルーメン
- 短焦点設計なので限られたスペースでも大画面でゲームや映画鑑賞も可能
- 3つのゲームモード(RPG/FPS/スポーツ)搭載
- 約1.5mの距離で100インチの大画面投影
- treVolo スピーカー搭載でこだわりのサウンド
- デジタルズーム搭載(例えばFPSプレイ時に画面を縮小できて便利)
- 4LED光源による高コントラスト、最適化された彩度、長寿命を実現
- Google認証の Android TV 搭載(Netflix標準対応)
- 4K/60Hz:16.7ms、フル HD/120Hz 及び WQHD/120Hz : 8.3ms、フルHD/240Hz : 4.2msの高速な応答速度でゲーム時に違和感のない操作を実現
もう少しコンパクトサイズのハイエンドプロジェクター「X3100i」はこちら