どうも、プロジェクターが家にあることで生活の質が上がった僕(@nantehida03)です。
今回は、まさに非日常が楽しめるBenQの天井シアター向けLEDプロジェクター「GV31」をレビューしました。
1つ前のモデルGV30までは標準でのNetflixアプリに対応していなかったのですが、GV31は標準でNetflixアプリに対応しています(Netflixアプリをインストールしたら普通に使える)
しかも「135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影が可能」なので個別に三脚を購入する必要もありません。これはまじで便利。
「GV31」は「Netflix対応Android TV」で「フルHD解像度」の「バッテリーとスピーカー内蔵」オールインワンプロジェクター。Netflixユーザーはもちろん、スピーカーの音質も良いので簡単に自宅に映画館が作れて「非日常」が楽しめる。
- Netflix対応Android TV
- 135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影が可能
- 明るさは300ANSIルーメン
- フルHDの高解像度
- 自動縦台形補正、オートフォーカス機能搭載
- スマートフォンと接続しBluetoothスピーカーとして使用可能
- PowerDelivery対応のUSB-C端子搭載(専用のアダプタなしでも給電可能)
- LED光源なので低発熱、低騒音、高速起動
- 4W×2のステレオスピーカーと8Wのサブウーファー搭載
- AirplayやChromecastにも対応
- 省電力のLED光源で動画は約3時間再生可能(音楽は5時間)
- フルHDの高解像度で映像が綺麗
- 135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影ができて便利
- スピーカーの音が良く音楽再生時に普段使いできる
- バッテリーのみでも3時間使える+PDも使えて便利
- Netflixアプリに対応している
- 垂直の台形補正はできるが、横の台形補正はできない
- 専用ケースが別売り
BenQ GV31モバイルLEDプロジェクターレビュー
それでは、BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターをレビューしていきます。
メーカーから商品をお借りしましたが内容は自由に書いております。
GV31の詳細リンク
皆さんはプロジェクターでどんなコンテンツを楽しみたいですか?
わかりやすいポイントだとプロジェクターがあると「非日常」が味わえるので普段の疲れを癒したりストレス発散に役立ちますよね。
今回の「BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクター」は、アマプラやNetflix、YouTubeを楽しむことはもちろんですがスピーカーの音が良いので音楽も楽しめます。
何より「Netflixアプリに標準で対応しているので」アプリをインストールしてログインしたら普通にNetflixが使えます。
プロジェクターのリモコンもそのまま使えます。まじで便利。
今まで(例えばGV30の場合)は別のアプリを使いインストールし、Netflixを操作する際はスマホのアプリで操作していたかと思いますがそのストレスがフリーです。
Netflixユーザーからすると本当に嬉しいです。
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターのスペック
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターの特徴(スペック)はこちらです。
実際に投影しているコンテンツなどの詳細比較は別記事にてまとめてます。
スペック詳細(開く/閉じる)
項目 | GV31 | GV30(前モデル) |
---|---|---|
値段 | 110,900円 | 79,800円 |
明るさ (ANSI ルーメン) | 300 | 300 |
解像度 | 1080P (1920×1080) | 720p (1280×720) |
最長駆動時間 動画 /音楽 | 3時間 /5時間 | 2.5時間 /4時間 |
光源 | LED | LED |
最適な視聴距離と 画面サイズ | 2.1m:80インチ 2.4m:90インチ 2.7m:100インチ | 2.1m:80インチ 2.4m:90インチ 2.7m:100インチ |
Netflix | 標準対応 | なし ※方法によっては 見れなくはない |
台形補正 | 自動縦 ± 40 度 | 自動縦 ± 40 度 |
入力 | HDMI USB Type A USB Type-C | HDMI USB Type-C |
スピーカー | 4W×2個 | 4W×2個 |
ウーファー | 8W | 8W |
内蔵OS | Android TV 11.0 | Android TV 10.0 |
本体サイズ (W×H×D) (mm) | 131.3 x 203.2 x 191.4mm | 120 x 195.8 x 185mm |
重量(kg) | 1.7 kg | 1.6kg |
キャリングケース | 別売り | 専用ケース付属 |
- Netflix対応Android TV
- 135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影が可能
- 明るさは300ANSIルーメン
- フルHDの高解像度
- 自動縦台形補正、オートフォーカス機能搭載
- スマートフォンと接続しBluetoothスピーカーとして使用可能
- PowerDelivery対応のUSB-C端子搭載(専用のアダプタなしでも給電可能)
- LED光源なので低発熱、低騒音、高速起動
- 4W×2のステレオスピーカーと8Wのサブウーファー搭載
- AirplayやChromecastにも対応
- 省電力のLED光源で動画は約3時間再生可能(音楽は5時間)
そもそもBenQのGVシリーズプロジェクターは「135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影が可能」(三脚の購入なしで角度調整が容易)という特徴があります。
それに加えてGV31の大きな特徴(GV30と比べての特徴)は「Netflix対応」、「フルHDの解像度」、「バッテリのーの持ちが良い」の3点だと個人的には思います。
そもそも1つ前モデルのGV30も使い勝手が良いスピーカーなので、大きな画面でアマプラやYouTube、ゲームがしたい人にとっては十分なプロジェクターです。
ただ、そんなGV30でも十分だと思った僕ですが、GV31を使ってみるともう戻れないくらいによかったですね。
流石に10万円を超えるプロジェクターは凄いです。そのあたりは後述しています。
GV31とGV30が共通する特徴
そもそも「GV31もGV30」も「ハイエンドモデルとスタンダードモデル」のためスペック自体は高いです。
最適な視聴距離と画面サイズ
横の壁や天井でも簡単に投影できるのが特徴ですが最適な視聴距離としてはこちらです。
- 2.1m:80インチ
- 2.4m:90インチ
- 2.7m:100インチ
天井高については建築基準法で2.1m以上と決められていますが、最近は天井高が高く開放感がある部屋も増えています。
ただ、多くの部屋は2.1m程度の高さだと思うので天井高で考えると大体2.1mで80インチの大画面で楽しめるということです。
天井高が2.1mでも壁との距離が2.7mあれば100インチの大画面で楽しめるので、事前に使いたい場所の距離を測っておくことをおすすめします。
135度の角度調整機能
他にも「135度の角度調整機能」が搭載されています。
この機能があるおかげで壁に投影するだけでなく容易に天井に投影することができます。
一般的なモバイルプロジェクターにも多少の高さ調整はあるものの、ここまでの角度調整はできないものが多いです。
Ankerの「Nebula」も角度調整するには別売りの三脚を使って調整する必要がありますからね。
スピーカーの音が良い
GV30、31のスピーカーは背面にあります。
それぞれ同じ「スピーカー:4W×2個」で「ウーファー:8W」と同じサイズです。
GV30とも比較してみましたがそれぞれ音が良いですね。流石に音楽再生スピーカーとしても使うシチュエーションを考えられているだけはあります。
ピント補正や自動台形補正も優秀
もちろんピント補正や自動台形補正機能もあります。
素早くピント補正してくれたり、プロジェクターの位置を変えたら自動で台形補正してくれるなど流石にこのあたりの機能はしっかりしています。
モバイルプロジェクターとしてどこかに移動しても、ピント調整や台形補正が自動だとノンストレスでコンテンツを楽しむことができます。
GV31の方がGV30と比べて良いと感じる特徴
GV31はハイエンドモデルなのでGV30と比較すると約3万円の価格差があります。やはりGV31の方がスペックとしても優れているポイントはあります。
Netflix対応Android TV
GV31はNetflix対応プロジェクターなので標準でNetflixアプリが使えます。
そもそも前モデル(例えばGV30)の場合はNetflixアプリに標準で対応していないため、遠回り(他のアプリを入れたり)をした上でNetflixを使う必要がありました。
しかも、その別アプリからインストールしたNetflixではプロジェクター付属のリモコンが使えません。
(詳細はBenQ公式ページをご確認ください)
なので、スマホ側に操作アプリをインストールして操作する必要があります(←結構手間)
他にはFire TV Stickのようなデバイスを使うかミラーリングする方法がありますが、これもめんどくさい。
つまり、GV31がNetflixアプリに標準で対応したというのはNetflixユーザーからするとかなり嬉しいです。
フルHDの高解像度
プロジェクターのフルHDってそこまで変わらないかと思ってましたが、GV30と比較してみたところ結構変わりました(やはりフルHDは綺麗)。
左側がGV31(フルHD)、右側がGV30(HD)
ただ、GV30と比較してみたからこそわかるものであって、単純にGV30でも十分に綺麗です。
バッテリーの持ちが良くなっている
バッテリーの持ちが良くなっています。
- 最長駆動時間:動画 GV31:3時間、GV30:2.5時間
- 最長駆動時間:音楽 GV31:5時間、GV30:4時間
いわゆるバッテリーサイズが大きくなっているということなので、どこかに持ち運んで使う場合やアウトドアで使う場合にも良いですよね。
GV31の付属品、同梱物
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターの付属品はこちらです。
- GV31プロジェクター本体
- スタンド
- リモコン
- 電池
- 電源アダプター
- 電源コード
- クイックスタートガイド
- 保証書
1つ前のモデル「GV30」には専用のプロジェクターケースが付属しているのですが、GV31のケースは別売りとなっています。
外観、サイズ、重さ、排熱(本体温度)
外観
「BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクター」の外観はこちらです。
前面にはレンズなどがあり、背面には大きなスピーカーがあります。
左右はこんな感じで左側に電源ポート含めインターフェースが固まっています(左右の小さい穴は排熱)
BenQ GV31のインターフェースを拡大してみるとこんな感じです。
- USB Type-A
- HDMI
- USB Type-C(PD)
- オーディオ出力(3.5mm ミニ端子)
- 電源ポート
有線接続する場合はHDMIポートを使ってNintendo Switchなどのゲームの映像を出力することができますし、Type-Cポートがあるので例えばMacBook Airの画面を表示することもできます。
有線接続もできますがMacBookやスマホ、タブレットなどはそもそも無線接続(AirPlay、Google キャスト)が使えるので無線接続でミラーリングする方が使い勝手が良いですね。
iPhone14でもミラーリングしましたが特に通信が切れることもなく通信は安定していました。
サイズ感
サイズ感はこちらです。
500mlペットボトルの横に並べてみましたが結構コンパクトです。
モバイルプロジェクターというくらいなので簡単に持ち運ぶことができます。
バッテリーのみでも2時間から3時間程度は動画再生できるのでアウトドアで使うのもありです。
デザインもおしゃれなのでキャンプに持って行くのも便利そうですよね。
スノーピークなどのおしゃれなキャンプグッズとも相性が良さそうです。
重さ
重さは「1.7Kg」ほどです。
軽くはないですがそこまで重くもないです。
専用ケースがあれば持ち運びが便利なのですがGV31は専用ケースが別売りとなっています。
アウトドアで使いたい人や持ち運ぶ回数が多い人は専用ケースの購入をおすすめします。
排熱処理
GV31で1時間ほどコンテンツを再生した状態で本体の熱を測ってみました。
ご覧の通り排熱処理は優秀ですね。
プロジェクターって本体が激アツになるイメージでしたが、さすがLEDプロジェクターというべきかBenQの技術がすごいのかびっくりです(きっと両方ですね)
じっくりBenQ GV31を使ってみた感想
「モバイルプロジェクター」なので使う場所固定で使うのも良いですが、いろんな場所に持ち運んだり、部屋のレイアウト変更(模様替え)時にも柔軟に対応できるのが便利です。
ということで、我が家ではこんな感じで使ってみました。
- VOD再生プロジェクターとして使う
- どこでもNetflix再生デバイスとして使う(まじで快適)
- Nintendo Switchなどのゲームで使う
- MacBookとミラーリングさせて作業効率アップ(マルチ画面)として使う
- スマホをミラーリングさせて写真や動画を表示させるのに使う
- スマホやPCと接続して音楽再生スピーカーとして使う
- (今後アウトドアでも使ってみたい)
まず、プロジェクターがあることで「非日常感」が味わえます。ゲームを大画面で映せたり、YouTubeが大画面に表示されるだけでみんな大興奮。笑
嫁さん的にはNetflixが普通に見れるだけでも感動していました。
明るさは300ANSIルーメンなので、日中でもカーテンを閉め切ることである程度見れます。
これは日中(13時頃)にMacBook Airの画面をミラーリングさせて作業した時ですが、細かい文字を確認するのは難しいもののマルチ画面としてYouTubeやアマプラなどをみるくらいであれば十分です。
プロジェクター単独でもコンテンツを楽しむことができますが、ミラーリングさせることでマウスで全ての操作ができて便利です。
そして、音楽は音の良いGV31から再生されるので普段使いとしても最高ですね。
BenQ GV31(ハイエンドモデル)とGV30(スタンダードモデル)と比較してみた
せっかくなので今回レビューしたGV31と、1つ前のモデルのGV30を比較してみました。
実際に隣に並べて比較してみたので詳細はこちらです。
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターの良かった点、いまいちだった点
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターの良かった点、いまいちだった点はこちらです。
よかった点 | いまいちだった点 |
---|---|
フルHDの高解像度で映像が綺麗 135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影ができて便利 スピーカーの音が良く音楽再生時に普段使いできる バッテリーのみでも3時間使える+PDも使えて便利 Netflixアプリに対応している | 垂直の台形補正はできるが、横の台形補正はできない 専用ケースが別売り |
流石に10万円を超えるプロジェクターだけあり満足感がすごいプロジェクターでした。
そもそもGVシリーズの「135度の角度調整機能」は普通に素晴らしいと思っていましたが、さらには「Netflix対応」と「フルHDの解像度」、「バッテリーの持ちが良い」ですからね。
プロジェクターがあることで非日常感が味わることはもちろんですが、スピーカーも良いので普段使いとして利用できるのもよかったです。
使ってみて感じた良かった点
よかったことは前述していますがNetflixユーザーであれば本当に使い勝手が上がります。かなり便利になる。
Netflix時のストレスフリー具合はレベルが違いますね。
他にも「Type-CポートのPDが使えるので専用の電源アダプタなしで使える」のも便利でした。
あとは、今回「BenQ GV31」プロジェクターでいろんな使い方をして感じましたが、普段テレビを見ない人であれば十分テレビの代わりにもなると思いました。
ニュースはYouTubeにLIVEがあるのでそれを流したら良いですし、ドラマやバラエティはTVerなどで後から配信もされます。
地上波をリアルタイムで見たいならテレビが必要ですが、ある程度まとまった時間帯にさくっと見れたら良いということであれば解像度の高いGV31は使い勝手が良いです。
最近はいろんなVODが見れるテレビが多いですが、結局ハイスペックのテレビとなると10万円以上しますし、そう考えると今回の「BenQ GV31」だと生活が捗ると思うんですよね。
しかも、Netflixアプリは標準対応しているので尚更。
最近テレビよりプロジェクターを購入する人が増えてきた理由もわかる気がします。
いまいちだった点
本当に満足度が高いプロジェクターだったのですが、しいて言えば「左右の台形補正ができたら嬉しい」という感じです。
標準機能として「垂直(上下)の台形補正」ができますし、そもそもレンズの角度調整が可能なので縦方向の動きはかなり強いです。
ただ、モバイルプロジェクターなのでプロジェクターをいろんな位置に置くことを考えると、左右の台形補正ができるととても嬉しいです。
斜めから投影する…なんてこともあり得るし、天井から吊るして投影…なんてことを考えると左右の台形補正も欲しいですね。
GV31 プロジェクターがおすすめな人
GV31 モバイルLEDプロジェクターがおすすめな人はこちらです。
- Netflixユーザー
- テレビをあまり見ない人(テレビの代わり)
- 模様替えを好む人(固定位置でも使うし、場所を変えたい人)
- 大画面でコンテンツを楽しみたい人
- 非日常感を味わいながら癒しやストレス発散したい人
最近はVODのコンテンツも充実しているので自宅にプロジェクターが一つあるだけで生活が捗ることは間違いないです。
一人でドラマやアニメを楽しむことはもちろんですが、友達やカップル、家族で楽しむと盛り上がりますよ。
BenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターレビューまとめ
それでは今回のBenQ GV31 モバイルLEDプロジェクターをまとめます。
- Netflix対応Android TV
- 135度の角度調整機能で壁だけではなく天井にも投影が可能
- 明るさは300ANSIルーメン
- フルHDの高解像度
- 自動縦台形補正、オートフォーカス機能搭載
- スマートフォンと接続しBluetoothスピーカーとして使用可能
- PowerDelivery対応のUSB-C端子搭載(専用のアダプタなしでも給電可能)
- LED光源なので低発熱、低騒音、高速起動
- 4W×2のステレオスピーカーと8Wのサブウーファー搭載
- AirplayやChromecastにも対応
- 省電力のLED光源で動画は約3時間再生可能(音楽は5時間)
BenQ GV31(今回レビューしたハイエンドモデル)
BenQ GV30(スタンダードモデル)