どうも、最近無線ルーターの知識をかなり習得している僕です。
みなさん、メッシュWi-Fiに興味がありますか?そして、無線ルーターに興味がありますか?
今回は、数多くの無線ルーターをレビューしてきた僕が選ぶ「これ選んでおけば無難なおすすめ無線ルーター2024」をまとめました。
最初に書いておきますが、下記に当てはまる人はこの記事が役立ちます(下記の人向けに書いてる記事なので)
- 無線ルーターに詳しくない
- メッシュWi-Fiって何?
- とりあえず、家で無線ルーターが使えたらいいや
- お風呂とかでもWi-Fi環境使いたいな(アマプラやNetflix見たい)
- 無線LAN環境でオンラインゲームはしない
もし、かなり無線ルーターに詳しいのであれば、この記事は不要です。
そもそもそこまで知識があるのであれば、製品情報を確認することで多くの情報から取捨選択できると思いますので。
ということで、この記事は無線ルーターとかよくわからない、とりあえずちょうど良さそうなおすすめ無線ルータどれ?的な人向けの記事となっております。
ちなみに、部屋の広さ別のおすすめ無線ルーターはこちらでまとめております。
僕が考える無線ルーターの選び方
みなさん無線ルーターってどういった方法で選んでますか?
大体思い当たるのは下記のポイントかと思います。
- スペック(WiFi5、WiFi6が使えるなど)
- コスパ(値段が安い)
- デザイン(見た目がおしゃれか)
- メッシュWi-Fiにできるか
- 機能(LANポートの数やNAS化など)
結局、無線ルーターをどの場所に置いて、何を接続するかで決まってくると思いますが、一般的には「スペック」と「コスパ」が重要視されるのではないかと思います。
ちなみに、無線ルーターを購入するにあたり、有名どころのメーカーはこんな感じです。
- バッファロー
- NEC
- ASUS
- TP-Link
- ELECOM
- I-O DATA
有名どころといえど、結構メーカーは多いです。
なお、今回は個人的にコスパが良い(価格も安い)と感じる「TP-Link」中心の構成になってます。
一応、10年連続世界シェアNo1みたいですし。
メーカー以外にも無線ルータを見える位置に置くならデザインも気にした方がいいですが、多くの人が見えない位置に置くかと思います。
あとは、自宅にWiFiを張り巡らせたい場合は、メッシュWi-Fiを考えるといいでしょう。
メッシュWi-Fiって何ですか?
参考までに、そもそも「メッシュWiFi」って何?と言うことで、簡単に説明しておきます。
「メッシュWiFi」を簡単に説明すると、メッシュとは「網の目(メッシュ)」なので、網の目のようにエリア全体(例えば自宅)にWiFiを敷き詰めることができるWiFiもしくはWiFi機器のことです。
つまりは、広い範囲まで届くWiFi(WiFi機器)なのです。
通常の場合、メインの無線ルーターが1つで全エリアのWiFiをカバーするかと思いますが、メッシュWiFiの場合はメイン+サテライト機(子機)で全エリアのWi-Fiをカバーする仕組みとなります。
逆にいうと、メッシュWiFiの場合は2ユニット以上ないとメリットを活かせません。
一軒家(戸建て)やマンションの場合でも広めのエリアに対しては、メッシュWiFiを使うメリットが大きいです。
中継機と何が違うのか?
メッシュWi-Fiは理解できましたか?
ここでちょっと疑問に思うのが「中継機との違い」ですよね。
電波を全エリアに橋渡し(つなげる)という意味では役割は同じですが、中継機とメッシュWiFi(子機)との違いは何でしょうか。
中継機は、台数が増えるごとにメインの無線ルーターへの負荷が大きくなります(WiFiが不安定になる可能性が高くなる)
これに対しメッシュWiFiは、サテライト機(子機)がメインの無線ルーターと同じ役割をするため、サテライト(子機)が増えてもメインの無線ルーターへの負荷が集中しません(Wi-Fiが安定する)
つまり、WiFiを橋渡しする役割としては同じだが、端末を増やすごとにメインルーターへの負荷が大きくなるかどうかの違いと、その影響により、エリア全体のWiFiが不安定になる可能性の違いがあるということです。
コスパが良いメッシュWi-Fiが構築できるおすすめ無線ルーターはこれ
と言うことで、ここからがおすすめ無線ルーターです。
おすすめ1:TPLink Deco M4
僕が選ぶ、あまりメッシュWi-Fiとかに詳しくない人におすすめする無線ルーターは「TPLink Deco M4」です。
ネットワークの設定も簡単ですし、これあれば結構な範囲のWiFiをカバーすることができます。
おすすめ無線ルーターに選んだ理由
おすすめ無線ルーターに選んだ理由は、次のポイントでもまとめてますが、なんせ「設定が簡単」で「コスパが良い」からです。
Deco M4のポイントを簡単にまとめるとこちらです。
- 価格が安くてコスパが良い
- メッシュWi-Fiが簡単に構築できる
- アプリが使い易く、素人でも設定が簡単
- デザインもシンプルで人を選ばない
- 広い範囲までWi-Fiが届く(メッシュWi-Fi)
上位グレードや他の製品をみるとキリがないですが、オンラインゲームをしないので速度を気にしないことと、無線ルーターの設定が簡単で広い範囲でWi-Fiが使えたら良いやと思っている人は、Deco M4が良いです。
上位グレードには細かい設定や機能があったりしますが、このDeco M4はシンプルで使いやすいです。
いまいちな点
コスパが良い分、多少Deco M4のいまいちな部分があります。それがこちらです。
- Wi-Fiの規格がWi-Fi5(Wi-Fi6に対応してない)
これが何に影響があるかというとWiFiの通信速度に影響があります。
ただ、実際問題、オンラインゲームや速度を求める何かが必要でない限り問題ありません。
一般家庭でWi-Fiを使う場合、100Mbps程度もあれば十分です。
十分ネットサーフィンやYouTubeも見れます。今お使いのスマホの速度はどのくらいですか?
速度制限で数Kbpsだと流石に遅いと感じるかもしれませんが、例えば1Mbpsでも特に問題ない人も多いと思います。
(参考)WiFiの規格:第5代、第6世代
参考までにWiFiの規格の情報を載せておきます。
第5世代と第6世代はこういった違いがあります。
世代 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
---|---|---|---|
第6世代(WiFi6) | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
第5世代(WiFi5) | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz |
一般家庭で使う分には問題ないかと思いますが、対応する規格や最大通信速度の違いがあります。
もちろん、約7Gbps(理論値)とありますが、自宅で契約している通信業者や契約プラン、接続台数などによっても変わってきます。
つまり、いくら無線ルーターを上位グレードにしても、インターネットの契約が1Gbpsプランの場合、MAXは1Gbpsとなります。
Deco M4はこちら
こちらがそのおすすめ無線ルーターのDeco M4です。
Deco M4のスペックなどの詳細は、下記記事を参考にしてください。実際にWiFiエリアの比較もしてます。
おすすめ2:TP-Link Deco X20
お次は、Deco X20です。
少し値段が上がってきますが、こちらも必要十分なスペックです。
ちなみに、Deco X20はWiFi6に対応しているので、今後さらに展開されるであろう早い速度も対応することができます。
番外編:Lyra Voice
ちょっと番外編でおすすめな無線ルーターがこれです。
何と、スマートスピーカー内蔵の無線ルーターです。
まぁ言わずもがな値段が高いので、よくわからない人にはおすすめしません。
ただ、自宅をスマートホーム化したい人には大変便利な機器が出てきたと言うことが言えます。
ちなみに、スマートスピーカー内蔵無線ルーターで言うと、TP-Link Deco Voice X20もあります。
こちらの方がまだコスパが良いので、Amazonアレクサなどを試してみたい人にとってはこちらの方がいいと思います。
実機レビューもしてます。
おすすめ3:TP-Link Deco X50
最後のおすすめ無線ルーターがこちらです。
こちらのDeco X50もネットワークの設定が簡単で、必要十分な速度がでます。
Deco X50の場合は、一軒家なら2ユニット、1人暮らしの場合は1ユニットでエリア的には問題ないかと思います。
詳細は実際に使う場所の広さによってユニットの個数を選択ください。
実際のWi-Fi速度などのレビューもしてます。
ちなみに、一つ上位のDeco X60もあるので、エリアが広い場合はDeco X60をご検討ください。
部屋のサイズ別のおすすめ無線ルーター
ちなみに、部屋のサイズ別におすすめな無線ルーターはこちらでまとめております。
引越しや1人暮らしなどのご参考にください。
コスパが良いメッシュWi-Fiのおすすめ無線ルーターまとめ
上位グレードは除き、コスパが良いメッシュWi-Fiのおすすめな無線ルーターをまとめてみました。
いろんなメーカーの機器がいろんな機能つきで発売されてるので、何を優先するかが重要になります。
ネットワーク速度が必要ない場合はコストで選ぶのが無難かもしれませんし、他にも接続台数などを気にして検討するといいかもしれません。
ただ、ネットワーク速度を気にしないのであれば、接続台数が増えるシチュエーションも少ないと思うので、結局コストに落ち着くと個人的には思います。