【おすすめ】TP-Link 無線ルーター Archer AX55レビュー

どうも、無線ルータの知識にどんどん詳しくなっている僕（@nantehida03）です。

今日は、「TP-LinkのArcher AX55」を提供頂いたのでレビューしました。

過去にもTP-Linkの無線ルータは大変お世話になってますが、今回のArcher AX55は、Archer AX20とArcher AX73の中間モデルということでした。

それぞれ個別にレビューもしているので、スペックや価格などを比較しながら詳細を記載しています。また、最後にネットワーク速度も測定しております。

今回レビューする「Archer AX55」とは？

早速ですが、今回レビューする「TP-LinkのArcher AX55」はこちらです。

TP-Linkの無線ルータといえばお馴染みのこの箱ですかね。（Archer AX20もArcher AX73もこのデザインだったので）

全面にどかーんと書いてありますが、もちろんWi-Fi６対応の無線ルーターです。

スペックなどの詳細はこちらから

デザイン自体は他の「Archer AX20」や「Archer AX73」などとそこまで大きな違いはありませんが、グレードが変わる分値段が変わるので、スペックの違いが出てきます。

Archer AX55は最近発売された新しい無線ルーター

ちなみに、この「Archer AX55」は2021年12月16日に発売ということで、最近発売された無線ルーターです。

「Archer AX20」と「Archer AX73」はすでに発売されてましたので、今回の「Archer AX55」はその中間に位置するグレードとなります。

Archer AX20とArcher AX73とスペック比較

せっかくなのでそれぞれのスペックを比較してみました。

項目	Archer AX55 （今回のﾚﾋﾞｭｰ品）	Archer AX20	Archer AX73
Wi-Fi６対応	◯	◯	◯
デュアルバンド対応	◯	◯	◯
速度（5GHz）	最大2402Mbps	最大1201Mbps	最大4804Mbps
速度（2.4GHz）	最大574Mbps	最大574Mbps	最大574Mbps
最大接続台数	４８台	３０台	８０台
USB（簡易NAS対応）	◯（USB3.0）	◯（USB2.0）	◯（USB3.0）
Tetherアプリ対応	◯	◯	◯
IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)対応	◯	✖︎	◯
値段	9,800円 ※Amazonより	8,800円 ※Amazonより	13,600円 ※Amazonより

やはり価格が高い分、Archer AX73が魅力的ですね（特にIPv4 over IPv6対応なので、夜間などみんなが使う時間帯の通信速度が遅いと感じている人にはオススメ）

他の「Archer AX20」と「Archer AX55」については、そもそも価格が１０００円しか違わないのに、速度が倍違うのと、接続台数にも大きな違いがありますね。

今後、スマート家電など、ますます家庭のネットワークに接続する台数は増えるでしょうから、コスパ的にも「Archer AX55」がオススメです。

ちなみに、他の項目でも比較してみると、このような感じです（赤枠が今回レビューしたArcher AX55、赤矢印が上記で比較した対象）

上記で比較した商品はこちらです。それぞれレビューもしているので、ネットワーク速度の実測値はレビュー記事を参考にください。

【Archer AX20】

【Archer AX73】

無線ルーターって、いろんなメーカーがいろんな商品を発売しているため、自分が欲しい環境にあった無線ルーターを選ぶことが何より大切です。

いまいち選び方がわからないという方は、前述している下記のレビュー記事に「無線ルータの選び方」を書いているので参考にして頂けたらと思います。

無線ルーターの選び方がわからない方はこちらを参考に

Archer AX55のレビュー

長くなりましたが、Archer AX55をレビューします。

まず、箱の中身はこんな感じです。

そして、全てのパーツを並べてみるとこんな感じです。

いつもながら、LANケーブル１本入っているのはありがたいですね。

Archer AX55のサイズ感

Archer AX55のサイズ感はこんな感じです。

サイズ感：26cm × 13cm × 4cm

横置きにするとちょっとスペースを取るかなという印象はありますが、無線ルーターを見える位置に置くかどうかでも変わってきます。

ちなみに、テーブルに置いた感じはこういった見え方となります。

リビングの見える位置にArcher AX55を置いてみましたが、Archer AX55自体がスタイリッシュなデザインなため、そこまで大きいという印象は受けませんでした。

Archer AX73と比較してみる

せっかくなので、上位機種のArcher AX73を横に並べてみました。

左がArcher AX73ですが、大きさはArcher AX73の方が大きいですね。あとはデザインも模様が違うのでArcher AX73の方が少しゴツゴツした印象を受けます。

そういった意味では、Archer AX55の方がスタイリッシュでスッキリしたデザインに見えます。

上下に並べて比較

Archer AX73（上）とArcher AX55（下）とを上下に並べてみると、LEDランプの違いがわかりますね。

それぞれ表示する情報も違いますが、そもそもArcher AX55は中央に配置、Archer AX73は左に配置されていることがわかるかと思います。この辺りのデザインは好みですね。

後ろ側も比較（USBの位置が異なるので注意）

最後に、後ろ側も比較してみます。

細かい違いはありますが、LANポートの数などは一緒です。ただ、大きく違うのはUSBの位置が違います。

Archer AX55は後ろにUSBポートがあるのに対し、Archer AX73は横（正面から見て右側）にあります。

これがその横からの写真ですが、上のArcher AX73にはUSBポートがあるのがわかるかと思います。

簡易NASを構築するのであれば、この辺りのUSB位置は重要になってくるので、ご注意ください。

鉄骨３階建一軒家でArcher AX55の速度検証

もちろん実際に使って速度を検証してみました。

今回、速度を測定した環境はこちらです。

１階フロアでの速度測定

まず、１階フロアでの速度はこちらです。

１００Mbpsの回線のほぼMAXの速度が出ています。

２階フロアでの速度測定

続いては２階フロアでの速度です。

こちらも１階フロアの速度までは出ていませんが、ほぼMAXの速度が出ています。

３階フロアでの速度測定

最後に３階フロアでの速度です。

無線ルーターから一番遠い位置なだけあり、さすがに速度は落ちますね。やはり鉄骨一軒家で３階建ての場合は少し厳しいのかもしれません。

一軒家で使う場合は中継機の導入がオススメ

もし、一軒家（３階建）の遠い部屋でも十分に速度が欲しい場合（ゲームやオンライン会議をする場合）は、中継機を導入することでパフォーマンスを最大限に発揮することができると考えます。

コスパもいいので、自宅のWi-Fiで悩んでいる場合は、中継機も候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

TP-Linkの中継機RE605Xの詳細はこちら

どんな人（環境）にどの無線ルーターがオススメか

それぞれの無線ルーターを自宅に持っている僕が考える、どの環境にどの無線ルーターがオススメかはこちらです。

Archer AX20：オススメな環境とオススメな人

【オススメな環境】

• １LDKか、ギリギリ２LDKくらいまで
• １人暮らしの環境であれば十分

【オススメな人】

• ネットサーフィンなどが中心な人

Archer AX55：オススメな環境とオススメな人

【オススメな環境】

• ２LDKくらいまで
• 一軒家でもOK（２階建まで）
• 中継機導入で拡張するのもあり（メッシュWiFi環境構築可）

【オススメな人】

• ネット＋仕事でZoom会議をする人など

Archer AX73：オススメな環境とオススメな人

【オススメな環境】

• ３LDKくらい
• 一軒家でもOK（３階建まで）

【オススメな人】

• ネット＋仕事でZoom会議＋ゲームもOK
• 夜などみんなの使う時間帯の通信速度が遅いと感じる人は特にオススメ

Archer AX55レビューまとめ

今回の「Archer AX55」はいかがだったでしょうか？

そこまで値段も高くないので、自宅が光を契約しているのであれば、十分にパフォーマンスを発揮してくれる無線ルータだと思いました。

ハイスペックの「Archer AX73」まではいらないけど、「Archer AX20」は物足りないなと思っている人には、本当にぴったりの無線ルータなのではないでしょうか。

ちなみに、TP-LinkのDecoシリーズも拡張性高いので無線ルータの候補としてオススメですよ。

しかも、メッシュWiFi環境を構築できるし、拡張する場合はDecoユニットを足せばOKなので簡単です。