最近肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ダッチオーブンを使って美味しい焼き芋を作る方法をまとめました。
コールマンのツーバーナーとダッチオーブンを使って美味しい焼き芋を作ってみたので、アウトドア好きの方なら参考になるかもしれません。
この方法なら煙が出ないので、外でする場合にもご近所さんに迷惑がかからず焼き芋が楽しめます。
美味しい焼き芋を作るためのポイントとは
そもそもですが「美味しい焼き芋」を作るために必要なポイントはご存知ですか?
これを知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。
そのポイントはこちらです。
- 加熱温度
- 時間
- 水分
まず、加熱温度ですが、これは「低温(55℃〜70℃)」が絶対条件です。
弱火でじっくり加熱することで、さつまいもの中のデンプンが分解されて麦芽糖になります。つまり、これが甘くなる理由です。
加熱温度を間違えると美味しい焼き芋はできません
続いて時間ですが、時間は40分〜50分程度必要です。
弱火で加熱するので、このくらいの時間がかかります。多少時間はかかりますが、美味しい焼き芋のために我慢しましょう。
最後に水分ですが、水分は飛ばす必要があります。
理由は少し前述してますが、弱火で加熱することで、デンプンを分解して甘いさつまいもを作ろうとしているので、水分が多いと甘さが弱くなるわけです。
つまり水分を飛ばした方が、より甘さが引き立つわけです(甘い方が美味しい焼き芋に決まってますよね)
このためにもダッチオーブンで焼き芋を作る時は蓋を閉めてはいけません(蓋を被せる場合は3分の2以上開けましょう)
ダッチオーブンは熱を均等に保つため非常に優れた鍋ですが、蓋を閉めてしまうと水分が逃げません。
水分が逃げないということは、蒸し状態に近くなり、蓋を閉めてしまうと甘くない焼き芋ができてしまうのです…。
以上がダッチオーブンで美味しい焼き芋を作るためのポイントです。
焼き芋を作るための準備物
味しい焼き芋をつくために、今回準備した道具はこちらです。
- ダッチオーブン
- コールマンのツーバーナー
- 芋
- 割り箸(焼き加減を確認するもの)
- 網
必要なものは上のリストですが、ダッチオーブンと芋さえあれば大丈夫です。
その他、ダッチオーブンはシーズニングしておいた方が良いですが、今回は焼き芋なのでダッチオーブンのサビがひどくなければ許容できる人もいるかもしれません(僕はシーズニングしてます)
ちなみに、ダッチオーブンのシーズニングについてはこちらでまとめてます。
【詳細】ダッチオーブンのシーズニング方法(メンテナンスしないとサビます)
焼き芋を作る
それでは早速焼き芋を作っていきます。
と言っても、手順は簡単で、食べたい芋を綺麗にあらい、ダッチオーブンに入れて加熱したら終わりです。
ただ、ダッチオーブンに直接芋がつくとよくないので、ダッチオーブンの底に敷く網を敷いてから焼き芋を入れましょう。
網はダイソーなどに売ってます。
サイズ的に網がない場合は、四角い網を購入して、その4つ角を曲げたらちょうどいい網が作れるのでその辺りは工夫次第でどうにでもできます。
こんな感じで網が敷けたら、お次は芋を入れて加熱するだけです。
40分くらい弱火で加熱しながら気長に待ちましょう(この時、決して蓋は完全に閉めないように)
閉めるとしても3分の2程度は蓋を開けてください。でないと、水分が蒸発せず甘くない焼き芋が完成してしまいます。
完成したら食べるだけ
いい感じに焼けたかどうかは、割り箸か何かで刺しながら確認してください。
ちょうどいい感じになったら、ダッチオーブンからさつまいもを取り出して食べるだけです。
ね、簡単でしょ?
とりあえず、ダッチオーブンは全体的に熱くなるので、火傷にだけはお気をつけください。
(参考)石焼き芋もおいしい
実は、ダッチオーブンの中に「石」を敷き詰めることで、さらにおいしい焼き芋が作れます。
こんな感じで石をたくさん敷き詰めて、その上にさつまいもをおいて、じっくり加熱します。
これがいわゆる「石焼き芋」というわけです(ダッチオーブン版)
い〜し〜や〜き〜い〜も〜♪ のやつです。
ただ、その分時間がかなりかかるので、時間に余裕のある方は試して頂けたらと思います。
焼き芋に使った道具
今回の焼き芋に使った道具はこちらです。
ダッチオーブンとコールマンのツーバーナーはこちらの記事でまとめてるので、詳細はこちらでご確認ください。
その他に必要そうなのは軍手とか火傷しないためのアイテムがあるといいかなと思います。
ダッチオーブンで美味しい焼き芋を作る方法まとめ
今回のダッチオーブンで焼き芋を作る話はいかがだったでしょうか?
ダッチオーブンは本当に便利な鍋なので、アウトドアが好きな人や料理する人は1つくらいは持ってると思います。
で、外で焼き芋をする場合は、コールマンのツーバーナー使うと炭やゴミが出にくくオススメなので、ぜひ試して欲しいなと思います。
焼き芋といえば、落ち葉を集めてモクモク煙を出しながらするのもいいですが、今回の方法だと煙も出ず、ご近所の迷惑にもならずに美味しい焼き芋が食べられます。